文房具LOVE フリクションボールペン

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 公の書類には使えないが、普段使うには、フリクションボールペン(写真右下)は便利だ!

 書き味に弱々しいところがあり、「あ、フリクションボールペンで書いているな」とわかってしまうが、書き損じが多い者には、それ以上に利益が多い。
 斜線で訂正したり、上から修正テープをのせて白くなったところに書き直したりすると、たとえメモ帳であっても、見るたびにテンションが落ちる。時間と労力をかけて一から書き直すのが一番だが、なにしろわたしはせっかちなので、必ず、書き損じる。

 人に書き換えられて不利益をこうむるような大それたことを書いてもいない。個人のメモ帳や勉強の記録をこっそり書き換えるような人がいたら(誰がそんなことするねん!という話…)、あまりにも暇で、そこまでの悪意がある人がいたとしたら、それはそれで、稀有なこととして、感動する。

 フリクションボールペンに言いたいことがあるとすれば、デザインがいまいちなので、もっと…ほんわかした雰囲気のものがほしい。

 一番下にあるのは、真面目デザインの通りに、良く働くシャープペンで、0.4ミリだ!

 そして、小さなメモ帳は、手にした感じがとても良い。

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# by tarukosatoko | 2017-05-26 10:10 | 番外編 | Comments(1)

衝撃的に大量発生する琵琶湖虫 今年は例年にも増して多かったそうだ

 十年以上前、滋賀県大津市に5年くらい住んでいた。風情があって、静かで、空気がよくて、自然が豊かで、人もゆったりしていて、大好きな場所だったので、引っ越すのは寂しいものだったのだが、ただひとつ、琵琶湖虫から解放されることだけは、非常にうれしかった!

「琵琶湖虫の掃除をしなくてよくなるねー」

 というのが、引っ越す人への挨拶の定番だった。

 琵琶湖虫というのは、琵琶湖の西側で主に秋などに大量発生するユスリカのことだ。蚊をひとまわり大きくしたような姿だが、蚊のように人をかむことはない。

 初めて琵琶湖虫の襲来を受けたときは、衝撃だった。その年は特に多かったようで、数が半端でない多さで、薄い存在感でどんどん死んでしまうので、ともかく、薄気味悪かった。

 特に夜になると、琵琶湖から信じられないくらいたくさんのユスリカが飛んできて、明かりに群がる。住人たちは細心の注意をして、夜は遮光カーテンをぴっちりと閉めて、一筋のあかりも漏らさないようにする。
 そうしないと、ベランダがたいへんなことになる。明かりがあれば、網戸にたくさんのユスリカがとまる。ベランダの壁にもとまる。物干し竿にも。うっかり窓をあけると、いっせいに大量のユスリカが室内に飛び込んできて、天井の一部が黒く見えるくらいになったこともあった。昼間もいるので、洗濯物も外には干さない。
 というのも、ユスリカはとまった場所でそのまま死んで、体がくずれて、泥のようなものになって、網戸の網目や物干し竿や洗濯物にべたっとつくのだ。そして、取れにくい。

 夜に明かりが必要な場所はお手上げだった。住んでいた集合住宅の階段は夜になると電気がつくから、階段のまわりの壁にユスリカがとまる。白い壁が灰色になるくらいの密度で、ユスリカがとまり、ユスリカの羽がゆれるからか、壁全体が微小な音をたてて、ぐわーんと、かすかに動いているように見えるのだ。
 暗くなってから帰宅するのは、背筋が寒くなるくらいに気持ちが悪かった。階段の一段一段にもユスリカがとまるので、ユスリカを踏まないと階段を登れない。踏みたくもないのに踏まないと家に帰れないのだ。ユスリカはつぶれて靴底にべたりとくっつく。

 悲惨なのは朝で、階段の壁にとまっていたユスリカは全部、その場で死んでしまっている。毎朝、下に落ちたユスリカをホウキではいて集めると、どんぶり鉢いっぱいくらいになる。また、壁にくっついたままのユスリカは黒っぽいカーキ色のヘドロ状になって、はりついている。

 地元の人によると「琵琶湖虫は、琵琶湖の泥を食べているから」死んだら泥のような状態になるのだそうだった。「琵琶湖の環境破壊で発生しているらしいよ」ということで、湖東では発生がなく、湖西だけのものらしかった。

「琵琶湖虫が蚊のように人をかむ虫だったら、ここには住めないよ!」とも言い合ったものだ。

 また、スーパーや小売店は、店がガラス張りなので、夜は無防備に明るくて、意図的にユスリカを集めているのか、といいたいくらいに集まる。ガラスはどんどん薄汚れていく。自動ドアが開くたびに、大量のユスリカが店内に入ってしまい、商品にとまるというようなこともあった。
 膳所というところにある、百貨店のショーウインドも、発生時には、死んだユスリカで悲しいことになっていた。

 どうして、明かりに集まるのか?どうして住宅の廊下やベランダで力尽きて死んでしまうのか?ユスリカの命ってなんなのだ?


 その、思い出の、琵琶湖虫のニュースを読んだ。今年はいつもにも増して、多かったそうだ…。でも、琵琶湖虫も悪いことだけではないことを知って、救われた気持ちにもなれた。でも、「いい虫」とは…

 琵琶湖虫は長いときでもだいたい2週間くらいで、いなくなる。毎年ひどいということではなく、とても少なかった年もあった。そのあとは、熱心に、丹念に水あらいして、外壁がぴかぴかになる。一年にたった数週間のことだが、強烈な思い出ではある。





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# by tarukosatoko | 2017-05-19 21:06 | 番外編 | Comments(2)

「愛の夢」 ジェイソン・ブラウン(2013年、ロヒーン・ワード振付)、ゴルデーワ&グリンコフ(1988年マリナ・ズエワ振付)、イリヤ・クーリック(1997年タチアナ・タラソワ振付)


 「愛の夢」を聞くと、こわばっている心がふっと柔らかくなる気がする。いろいろな選手の「愛の夢」を見てみよう。

 まずは、18歳のジェイソン・ブラウン。2013年世界ジュニア選手権のフリープログラム。振付はロヒーン・ワード。



1:24 美しいスピン
2:16 リプニツカヤのような…
2:25 美しいスピン
3:56 美しいスピン!
6:39 ジョシュア・ファリスに次いでの銀メダル

 テンポがゆっくりした甘やかな「愛の夢」だ。ジャンプもきれいだし、衣装もあっている。このときはまだ、キスアンドクライにロヒーン・ワードは座っていない。コリー・エイドコーチと喜ぶ姿がほほえましい。

 次は、ソビエト連邦のエカテリーナ・ゴルデーワ&セルゲイ・グリンコフ。16歳と21歳のカップルだ。1988年カルガリー五輪で優勝したときのエキシビション。振付は、マリナ・ズエワ(のようだ)。



0:10 始まる
1:03 ソロジャンプのあたり、フラッシュなのか、画面にたくさんの星がはいって、きれいだ
1:35 離れて円を描いてから、ぴたっと向かい合う
2:01 シンプルイズベストで息がぴったりなスパイラル

 「ペアの選手は、リフト、ジャンプは得意としても、雰囲気がなくて武骨な感じの選手が多いんですけどね、さすがに、ゴールドメダリストだけのことはあって…、またよくトレーニングされているんですよね」と解説者。

 二人は、1981年からペアを組み、1988年のカルガリー五輪についで、1994年のリレハンメル五輪でも優勝した。1986年、1987年、1989年、1990年の世界選手権のチャンピオンでもある。
 1990年には一時的に引退して、プロに転向し、結婚もする。1992年に長女を出産。1995年に、世界フィギュアスケートの殿堂入り。1995年11月セルゲイ・グリンコフが心臓発作のため死去。

 残されたエカテリーナ・ゴルデーワは、のちに交際をはじめた、6歳年下のイリヤ・クーリックとの間に第2子が生まれ、2002年にクーリックと再婚する。

 そのイリヤ・クーリックも「愛の夢」をすべっている。動画は1997年のジャパン・オープンのものだ。めちゃくちゃ、魅力的な演技だ。



0:13 始まる
0:19 走る!
0:40 イーグルから3A
2:01 このあたりから2:50あたりまでのクルクルするところ、真央さんのエキシビション「チェロスイート」につながるものを感じる
3:06 スピンからの動きがきれい
3:43 スパイラルで拍手がおこる
3:55 ブラボー!一度転倒があったが、ブラボー!
4:10 東洋の人たちが花束を、これだけ素敵なのだから、わかるわ~
4:30 おお、東洋の人たちが花束をじかに渡す、いいな~
5:15 毛皮を着たゴージャスなタチアナ・タラソワ!!
5:49 2位はキャンデロロ

 ジャパン・オープンだから、東洋の人、日本人が多いのは当たり前なのだった。しかし、すごい人気ぶりだ。黄金の時代だ。やはり、タチアナ・タラソワの振付は、魅惑的だ。

 イリヤ・クーリックは、1977年生まれで、1998年長野五輪の金メダリストだ。この時の国籍はロシアだ。2012年には、妻のゴールデワとアメリカ・レイクフォレストにスケートリンクをオープンさせたそうだ。

 では、ついでに、フジ子・ヘミングの、タメのある「愛の夢」を。



 

 ついでに、全然違う感じの、ロシアのミハイル・カンディンスキーの、淡々とした「愛の夢」も。





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# by tarukosatoko | 2017-05-17 20:52 | フィギュアスケート | Comments(0)

ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』が120円

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 久しぶりに古書店に行き、いろいろ購入した。

 ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』全3巻が120円だった!安い。中のページは読んでいないみたいに、きれいだった。

 気になっていたニーチェの『ツァラトゥストラ』は二冊で1000円。『異邦人』など、カフカの本は一冊100円。カフカをまた読む日が来るとは…

 古くてかためなものを、よく噛んで、読むことが多くなった。まずは、ニーチェを読みます。

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# by tarukosatoko | 2017-05-16 19:04 | | Comments(0)

ケイトリン・ホワイエク&ジャン=リュック・ベイカー(アイスダンス・アメリカ) パスカーレ・カメレンゴ振付の?「愛の夢」

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 夏のTHE ICEのチケットがとれた。一年ぶりの浅田真央さん、新しいエキシビションはどんなものか、楽しみだな!
 浅田真央さんといえば、愛の夢なのだが、アイスダンスの素敵な「愛の夢」の動画を見た。アメリカのケイトリン・ホワイエク&ジャン=リュック・ベイカーの「愛の夢」だ。
 女性のホワイエクが身長160㌢で男性のベイカーが170㌢と、身長差が少ないカップルだ。ペアのスイ&ハンもそうだが、身長差が少ないと、なんとなくだが、演技が安定しているように感じる。

 動画は2016年12月、ザグレブで開かれたゴールデンスピンのときのフリープログラムだ。「愛の夢」(作曲:フランツ・リスト、編曲:マキシム・ロドリゲス)。ゴールデンスピンでは2位、今年の全米選手権は5位だった。



0:03 始まる
0:37あたりから? サーキュラーステップ(リンクの短辺を直径とする円を描く)
1:14 シンクロナイズドツイズル
1:40 カーブリフト(6秒以内のショートリフト)
1:55 ダイアゴナルステップ(対角線を直線的に進むステップ)
2:36 ローテーショナルリフト(滑走しながら回転する)
2:46 コレオグラフィックツイズルムーブメント
3:08 コンビネーションスピン
3:37 ストレートラインリフト
4:05 コレオグラフィックダンスリフト

 優美な曲に息があった二人の素直な滑り、何度見ても、「きれいだな」と思う。お互いに吸い寄せられるような、磁石で引き合っているような雰囲気は、理想的だ。二人のコーチはあの、パスカーレ・カメレンゴのようだ!

 ケイトリン・ホワイエクは1996年11月4日、アメリカ・ニューヨークのバッファローでうまれた20歳。2012年にジャン=リュック・ベイカーとのカップルを結成し、世界ジュニアでは7位に。2013年初出場のジュニアグランプリファイナルで銀メダル、2014年世界ジュニア選手権で優勝した。

 ジャン=リュック・ベイカーは1993年10月7日、イギリス・バーンリー生まれの23歳。カルガリーオリンピックのイギリス代表だった母のシャロン・ジョーンズの影響で、アイスダンスを始める。2006年にジョイリン・ヤンとカップルを結成する。2012年にケイトリン・ホワイエクとカップルを結成する。

 シーズンが終わって、しーんとしている。これから、録画したものを、少しずつ見返すのも楽しいことだ。


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# by tarukosatoko | 2017-05-09 23:04 | フィギュアスケート | Comments(6)

本をペラペラ読むのが一番の幸せ。フィギュアスケートや映画、生活雑記もあり。


by タルコフスカヤ・さとこ
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