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ぺらぺらうかうか堂(フィギュアスケート&本&タイドラマ等&雑記)


本をぺらぺら読むのが一番の幸せ。フィギュアスケートやタイ・中国などのアジアドラア、生活雑記もあり。
by さとこ タルコフスカヤ
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須藤澄玲&フランシス・ブードロー=オデ(日本のペア) 新結成で世界選手権に初出場(そして、ペア演技に必要な要素について確認)


須藤澄玲&フランシス・ブードロー=オデ(日本のペア) 新結成で世界選手権に初出場(そして、ペア演技に必要な要素について確認)_e0337786_09410857.jpg
 須藤澄玲(すとうすみれ)&フランシス・ブードロー=オデは、今シーズンに新しく結成された日本のペアだ。3月の世界選手権に初出場する。すっきりとしたきれいなペアだ。

 フランシス・ブードロー=オデは、昨シーズンまでは古賀亜美とのペアで2015年の国別対抗戦に出場していた。
 
 今年1月8日から9日にポーランドのトルンで開催されたネスレ杯(メンターネスレネスクイックトルン杯)に出場し、国際大会で初優勝した。このペアの演技はお手本のようにわかりやすいので、ここでは、ペア演技の要素を、確認しておこうと思う。
 

 ネスレ杯、ショートプログラムは「バラ色の人生」(演奏:ルイ・アームストロング)。

 ペアのショートプログラムは演技時間は2分50秒。

リフト、
ツイストリフト、
スロージャンプ、
ソロジャンプ、
ソロスピンまたはペアスピン(隔年で変わる)、
デススパイラル、
ステップシークエンス

7つの要素を行う。余分な要素があったり、ミスをした要素をやり直したりしてはいけない。


0:25 始まる
0:50 2回転ツイストリフト
1:06 ソロジャンプ 3回転サルコウ
1:23 スロージャンプ 3回転サルコウ
1:46 デススパイラル デススパイラスに入るときの男性のポーズは、マキシム・コフトンが3Aをとぶ前の姿勢に似ている
1:59 ペアスピン
2:28 ステップシークエンス
3:04 リフト

 まだ、ミスが複数あるものの、7つの要素を、着々とこなしている!


 ネスレ杯、フリーは「シェルブールの雨傘」(作曲:ミシェル・ルグラン)。

 ペアのフリープログラムの演技時間は4分30秒。

リフト(3つまで)、
ツイストリフト、
スロージャンプ(異なるものを2つまで)、
ソロジャンプ、
ジャンプコンビネーションもしくはジャンプシークエンス、
ソロスピン、
ペアスピン、
デススパイラル、
コレオグラフィックシークエンス

最大12の要素を行う。ミスをした要素をやり直してはいけない。



0:23 始まる
0:49 2回転ツイストリフト
1:02 ソロジャンプ2回転サルコウ
1:26 スロージャンプ3回転サルコウ
1:42 リフト
2:00 ソロスピン
2:48 ジャンプコンビネーション 3回転トーループ+1回転トーループ
3:08 リフト
3:30 スロージャンプ3回転ループ
3:48 デススパイラル
4:00 コレオグラフィックシークエンス
4:16 リフト
4:34 ペアスピン

 ミスはあるが、最大の12の要素を、そつなくこなしている!

 優勝したときのエキシビションでは、演技の時よりものびのびと滑っている。須藤澄玲は魅力的だ。いつか、これを世界選手権で見たいものだ!「A Sky Full Of Stars」(曲:コールドプレイ)。シブタニ兄妹のプログラムもそうだが、コールドプレイの曲がスケートリンクに流れると、反響する具合がきれいだ。コールドプレイの曲と黒い衣装は相性がよくて、かっこいい。


 須藤澄玲は1997年11月12日生まれ、神奈川県横浜市出身の18歳、身長151㎝。2013-2014シーズンは、コンスタンティン・チジコフとペアを結成して、世界ジュニア選手権で12位になった。

 フランシス・ブードロ=オデは、1993年11月8日、カナダ生まれの22歳、身長185㎝。2013-2014シーズンは古賀亜美とペアを結成し、2014年全日本ジュニア選手権で優勝、世界ジュニア選手権でも6位に入賞した。

 ところで、フランシス・ブードロー=オデは、「フランシス」が名前で、「ブードロー=オデ」が名字だ。「ブードロー」と「オデ」、複数の姓があり、姓の間にー(ハイフン)やスペースが入る名字なのだ。これを日本語表記するときに「=」でつなぐらしい。「スミレ・スズキ=ヤマダ」という感じか?ちょっと調べただけなので、違うかもしれないが、とりあえず、理解。

 元パートナーの古賀亜美は、アメリカのスペンサー・アキラ・ハウとペアを結成している。

 ちなみに、スペンサー・アキラ・ハウは、「スペンサー・アキラ」が名前で、「ハウ」が名字ではないかと思う。ファーストネーム、ミドルネームと、名前が二つある場合は「・」でつなぐようだ。「スミレ・マリア・タルコフスキー」という感じか???

 さて、ロシアの強いペア、ボロソジャル(29歳)&トランコフ(32歳)はソチの点数が236.86点だった。須藤澄玲(18歳)&フランシス・ブードロー=オデ(22歳)のネスレ杯は160.05点だ。10年間でどこまで伸びるのか、ずっと続くのか解消があるのかもわからないが、日本のペア、応援している!

 2人の活躍に加えて、なにより、高橋成美の新しいペア結成が望まれるし、古賀亜美もこれから伸びてくるはず。

 


by tarukosatoko | 2016-01-27 12:09 | フィギュアスケート | Comments(0)
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