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ぺらぺらうかうか堂(フィギュアスケート&本&タイドラマ等&雑記)


本をぺらぺら読むのが一番の幸せ。フィギュアスケートやタイ・中国などのアジアドラア、生活雑記もあり。
by さとこ タルコフスカヤ
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世界選手権2017 ボーヤン・ジンSP、FS、謎のエキシビションも 見ていて楽しい演技、来シーズンにも期待!

世界選手権2017 ボーヤン・ジンSP、FS、謎のエキシビションも 見ていて楽しい演技、来シーズンにも期待!_e0337786_21105529.jpg

 世界選手権の男子フリーは、メダルあらそいにかかわっていた複数の選手にミスがでて、負けず嫌いの羽生選手が最高のジャンプを跳びに跳んで、ノーミスで、自らの世界最高記録を更新して優勝するという、驚き、呆気にとられるような結果になった。羽生選手の潜在能力を他の若手選手が引き出したような形になった。本当に強い。

 そして、羽生選手の負けん気に、昨年、最初に火をつけたのが、ボーヤン・ジン選手だ。4回転ルッツという「絶対に無理だろう」と思われていたジャンプを軽々と、しかもコンビネーションで跳んだときの驚きは、忘れない。今も、4回転ルッツ3回転トーループの連続ジャンプができるのは、ボーヤン・ジンとネイサン・チェンだけだ(ジュニアではアメリカのヴィンセント・ゾウ選手が4回転ルッツに成功した)。だから、今年、調子がよくなさそうなのが本当に残念だったのだが、最後に減点のない演技でしめくくった。

世界選手権2017 ボーヤン・ジンSP、FS、謎のエキシビションも 見ていて楽しい演技、来シーズンにも期待!_e0337786_21112281.jpg

 ボーヤン・ジンのエキシビションは、カウボーイの曲のようだ。我が愛するロシア語の巻き舌解説者の声がする動画なので、視聴できなくなるかもしれないが…。



0:13 始まる 脱力的な、ならず者的な、始まり
0:28 頭をぶんと振って帽子を下に落とすという、おもしろい始まりに、古賀政男の歌謡曲が始まりそうな、哀愁を感じさせる音楽…
1:01 ずーっと走って、拍手
1:40 観客のもとに行って、何かして、顔に手をあてて「痛たたた」という謎の動き
1:53 曲調が変わる 動きが速くて大きくなって、ここから、おもしろい!
2:45 何がしたいのか、よくわからない振付だが、見ていると楽しい…
2:55 何気に高くてきれいなバレエジャンプが続けて2回
3:30 なんだろうこれは…、だけど、楽しい…

 聞いているうちにわかったのだが、この解説は競技のときの巻き舌解説者ではないようだ。声が低い。この人ではなくて、ちょっと声が高い、ボサノバ歌手のような、タラソワと一緒に解説している巻き舌解説者の声が聞きたい!

 追記(2017・4・27) 上の動画が見られないので、このあとの国別対抗戦のものを。









 それはさておき、ボーヤン・ジン選手は未完成だが、何をしても見ていて楽しい選手だ。来シーズンは、さらにもっとうまくなるだろうから、楽しみだ。

 世界選手権の動画を見てみよう。まずはショートの「スパイダーマン」。ちなみに、これはエキサイトブログのリンク機能を使っています。

 追記(2017.4.27)先にリンクした動画は視聴できなくなったので、アジア大会のものを。



 次はフリーの「道」。世界選手権のものはないので、2016年の中国杯のものを、見てみる。調子が良かったときだ。



0:01 おや!セルゲイ・ボロノフだ!
0:12 「加油天天」(がんばれ、天天)。天天とは、ボーヤンジンの幼いころの呼び名だそうだ
0:40 始まる このときはベストを着ていないし、髪型もナチュラルだ
1:12 4Lz
1:35 4S
2:01 3A1Lo3S コーチも拍手 このあと、コレオシークエンス
2:20 バレエジャンプ ジェイソン・ブラウンのような
2:26 スピンでお腹が見えてしまう それでベストを着ることにしたのかな…
2:38 ここからの振付は、時間があるときに鏡の前で真似して遊んでみよう…
3:06 4Tは転倒
3:35 4T2T
4:05 3Lz3T
4:22 3A
4:29 3F そのあと、ステップシークエンス
5:24 片手を前に出すガッツポーズ
8:48 シーズンベストでフリーは182.37、トータルでもシーズンベストで278.54

 世界選手権ではついにフリーで200点をこえた。ショートは98.64、フリーは204.94、トータルで303.58。最近の点数の高さ、すごい。ちなみに、世界最高記録の羽生選手は、トータルで321.59だ。宇野選手は319.31。羽生選手もすごいが、宇野選手の成長のはやさには目を見張る。これまでは羽生選手が2位と大きな点差で優勝していたものだが、わずか2点とちょっと下には宇野選手が迫っているのだ。

 ほかにも、ネイサン・チェンにパトリック・チャン、フェルナンデスもいる。これにミハエル・コリャダも加わってほしいと思ったりもする。

ウィンタースポーツ




by tarukosatoko | 2017-04-02 23:19 | フィギュアスケート | Comments(4)
Commented by mo8_a29 at 2017-04-02 23:50
ボーヤン選手 一番最初のクワドロ・ルッツで 脅かしましたよね~~ これは?!って負けず嫌いな選手達は勇み立ちますよ。若い選手が技術を押し上げています。
ボーヤン選手のクリアなジャンプ 今回も健在で 運動能力の凄さとちょっとコミカルな演技がおもしろかったですね。私も『スパイダーマン』は好きでした。
Commented by Disney 鴨 at 2017-04-03 08:57 x
おはようございます。
遂に、ボーヤン選手も、FS200点クラブと総合300点クラブご入会ですね。ボーヤン選手の場合、さとこさんも、先刻ご承知のように、PCSが80点台後半を出せたことが大きかったと思います。次の目標は、当然、中国男子初の五輪メダルということになりますね。
ところで、4Lzは、2シーズン前までは、夢のジャンプでしたが、今シーズンは、さとこさんがおっしゃるように、ボーヤン、ネイサン、ヴィンセント各選手が成功させ、また、コリャダ選手が試合で挑戦中、ゆづが練習中です。平昌五輪シーズンには、ゆづも、4Lzをプログラムにリリースすると思うので、この5選手が、平昌五輪で成功されば、凄いことですね。
Commented by tarukosatoko at 2017-04-05 20:59
> mo8_a29さん
そうですか!このスパイダーマンは再シーズンも見たいくらいです。
道もよかったですね。
演技構成点もあがってきました。
ボーヤン・ジン選手、来シーズンも活躍してほしいです。
しかし、若い選手が4回転をとびはじめたことで、羽生選手がものすごく伸びたことも、
すごいことですね。若い選手のすごい躍進がなければ、今も、ショートで1本、フリーで2本の4回転というのがトップ選手の定番になっていたのかもしれません。
Commented by tarukosatoko at 2017-04-05 21:05
> Disney 鴨さん
ボーヤン選手はショートの100点越えはできませんでしたが、総合では300点を越えました。すごいですね。PCSが80点台後半というのは、2年前のボーヤンの滑りを思い出すに、その成長ぶりが、すごいです。中国男子初の五輪メダルって、ものすごいことではないですか!(「すごい」を連発してしまいますが…)
おお、ゆずさんは練習中なのですね。世界選手権のフリーのような神演技が出てくるのですから、あれだけ、4回転をきれいに着氷できる選手はいないので、できるのだと思います。それをどんなプログラムで滑るのか…楽しみですね。もう、このさい、コリャダもですが、リッポンも4回転ルッツをとべちゃったら、最高の五輪になりますね!!
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