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ぺらぺらうかうか堂(フィギュアスケート&本&タイドラマ等&雑記)


本をぺらぺら読むのが一番の幸せ。フィギュアスケートやタイ・中国などのアジアドラア、生活雑記もあり。
by さとこ タルコフスカヤ
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エフゲニー・プルシェンコも引退 翌日の「♯スケオタエイプリルフール」

 3月31日にロシアのエフゲニー・プルシェンコが引退を表明した。浅田真央さんの引退とは、まったく別の方向の感慨を持った。

 今度こそは本当だろう…、まさか、いくらなんでも、オリンピック直前に引退を撤回はしないだろうな…という、何度も感じてきた疑心暗鬼な心持ちが、かすかに、よみがえった。

 翌日、4月1日はTwitterで「♯スケオタエイプリルフール」というハッシュタグがあった。フィギュアスケートオタク的なエイプリルフールの嘘を書くというお祭りのようなもので、おもしろくて、読むのが止まらなかったのだが、「ぶっ!」と声に出して笑ってしまったのは、

「プルシェンコが引退宣言を撤回した」

 というものだった!!

 どなたの投稿なのか、わからないのだが、投稿した人に、「座布団3枚!いや、5枚あげてくれ!」と、大喜利の歌丸さんの声で言いたくなった。

 プルシェンコは"皇帝"なので、また復帰してくれても、かまわないといえば、かまわないのだが。でも、メンショフやボロノフにも五輪に出てほしかったし、コフトンやコリャダを今度の五輪ではみたい。



 プルシェンコは2010年のバンクーバーの前に引退を撤回して現役復帰し、4回転ジャンプをみごとにとんで、銀メダルまでとってしまった。これで終わりかと思っていたのが、引退宣言をしないままに、2014年のソチオリンピックでも競技に復帰して、不調のマキシムコフトンを規則通りではない方法でしのいで、たった1枠の男子シングル選手として出場した。そして、団体戦では金メダルに貢献した。

 そのあと個人戦の練習中に人工椎間板を支えていた複数のボルトの一本が折れたということで、競技を棄権した。棄権もおおごとだが、プルシェンコが体に人工椎間板や4本のボルトを入れてまで、満身創痍でスケートを続けていることに仰天した。

 無念のうちに手術を受けて、もう引退だろうと思っていたのだが、その後も、まさかの、現役を続けると言うニュースを何度も目にしては、驚いてきた。これ以上、4回転ジャンプなどしていたら、プルシェンコの体が、もう取り返せない危機的状況になってしまうのでは!と。

 国際スケート連盟は、一度引退してプロになった人でも一度だけなら競技選手に戻ることを認めている。プルシェンコは二度目の引退なので、現役復帰はないことになる。

 しかし、それで終わらないのが皇帝の皇帝たるゆえんで、ロシアに大きなフィギュアスケートの学校を作り、なんと、アデリナ・ソトニコワのコーチになって、ソトニコワをオリンピックに出場させるつもりらしいのだ!元金メダリストが元金メダリストの指導をして、再び金メダルを目指すという、豪華絢爛な目標だ。

 なんだか、割りきれないものを感じ、大丈夫なのだろうか、とか、再び疑心暗鬼になるが、単純に考えると、浅田真央さんと共に練習してきたこともあるソトニコワの演技がみられることは、とてもうれしい!

 そして、キスアンドクライでプルシェンココーチを見ることになろうとは。かなり違うが、どこか、アニメ『ユーリonice!!!』の一場面のような状況になっていくようだ。

 そして、浅田真央さんを、わたしたちは、どこで見ることができるようになるだろうか!




by tarukosatoko | 2017-04-11 23:50 | フィギュアスケート | Comments(8)
Commented by bienes at 2017-04-13 19:26
フィギャー界の皇帝はスケールが違いますね
奥様は会社を起業して社長さんらしいし(自立されている) 
豪邸に住む皇帝自らも「お金は十分あるので いつかフィギャー界に貢献したい」と言っていたのを思い出しました
みんな それぞれの生き方を楽しんでほしいですね
真央さんの事もそっと見守っていきたいなあと思います
Commented by Disney 鴨 at 2017-04-14 14:34 x
こんにちは。
さとこさんにとって、ロシアのスケート皇帝の引退表明は、若干、狼少年化していたようですね。その皇帝ですが、私が、1番びっくりぽんだったのは、ソチ五輪団体戦SPで、30歳を過ぎていたのにも関わらず、4回転を成功させたときでした。思えば、皇帝は、リリースした4回転は4Tだけですが、4度の五輪で、塩湖五輪のSP以外は全て成功させています。これは、4大陸選手権で、4種類5回の4回転を成功させた、ネイサン選手と違う意味で凄いことだと思います。なお、皇帝は、ソトニコワ選手のコーチに就任されたということですが、今後は、指導者としての皇帝に、期待しています。
Commented by tarukosatoko at 2017-04-15 11:04
> bienesさん、
プルシェンコの学校では才能がある選手は無料で教わることができるそうですよ。フィギュアスケート発展のために尽力する姿勢は、皇帝の名にふさわしいことですね!
豪邸の様子はテレビ番組でみましたが、すごかったですね。奥さまも、しっかりしていて、なかなか計画的で、立派です。それに、ロシアでは国に貢献した人として、大事にされているのだなあと思いました。
真央さんのことも、そっと応援していきたいです(^^)
Commented by tarukosatoko at 2017-04-15 11:11
> Disney 鴨さん、そうです、"狼少年"化していました。ソチ五輪団体では、わたしもびっくりぽんでしたよ。才能もだけど、責任を果たすという意志もすごかったし、それが、4回転の成功にもつながったのかなと思いました。
そもそも、バンクーバーで、現役の選手ができないのに、休養していたプルシェンコが4回転を決めたことに、すでにびっくりぽんだったのです!「なんやねん、すごいやん、プルシェンコ」と思いました。
次のオリンピックでまた、4回転やトリプルアクセルで上位になったら、「宇宙人!」ということになっていたと思います。
少し、残念です。
Commented by snowdrop-uta at 2017-04-16 21:31
こんばんは。
浅田真央とプルシェンコ、お二人の引退に、胸がいっぱいです。浅田選手はアイスショー、プルシェンコはコーチとして活躍してくれることを心待ちにしています。

うちの新聞のコラムでは、浅田真央を中宮寺の弥勒菩薩に似ていると書いてありました。鳳凰堂の雲中供養菩薩にも似た方がいらした気が…国際的でいながら、和の美をも伝えてくれる、稀有なスケーターです!菩薩にまでまつり上げられると(偶像化)、それはそれで大変かもしれませんが、公私ともに苦難を幾度も乗り越えてきた彼女なら、深められてきた自己を貫くことができるでしょう。

そして、プルシェンコ…ヤグディンの陰で微笑んでいた繊細そうな少年が帝王になり、指導者に…

今日は復活祭ですね。С днем Пасхи(イースターおめでとう)!一度、これ言ってみたかったんです。あちこちで「ねばっこい若葉」(ドストエフスキー)が芽吹いてきましたね。
Commented by tarukosatoko at 2017-04-19 12:08
> snowdrop-utaさん
いつだったか、ずっとまえですが、「浅田真央は菩薩である」という説を読んだことがあります。この世を救うために地上に生まれてきたのに、スケートに夢中になって救世することを忘れている、という説でした。それを読んだときは、おもしろいなと思っただけでしたが、スケートに夢中になっているだけでも、人を励まして世の中を良くしているから、本当に菩薩なのかもしれませんね( ・ε・)
それに対して、「羽生選手は阿修羅である」、というのもあります。正義や戦いや我慢の神です。ぴったりですね!

ロシア語のイースターの挨拶、知らなかったですー(^_^)v
今は、プーシキンを読んでいます。チェーホフ、ゴーリキーよりもプーシキンが今は好きですよ。
Commented at 2017-04-21 21:04
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2017-04-26 01:13
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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