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ぺらぺらうかうか堂(フィギュアスケート&本&タイドラマ等&雑記)


本をぺらぺら読むのが一番の幸せ。フィギュアスケートやタイ・中国などのアジアドラア、生活雑記もあり。
by さとこ タルコフスカヤ
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欧州選手権2018 エフゲニア・メドヴェジェワとアリーナ・ザギトワ エレメンツの配置が同じ・双子のプログラム



 欧州選手権の女子シングルは、ロシアの二人が、他を圧倒した。「勝てる気がしない」というのは、この二人を前にしたときに言う言葉じゃないだろうか。どうしてこんなに、濃密なプログラムを滑れるのだろう、どうしてこんな、高得点がでるのだろう。

 まずはアリーナ・ザギトワ。今回の演技はスピン、ジャンプだけでなく、全体の滑りがとてもなめらかで、シーズン初めと比べたら、全体として整ってきたように感じた。最初は体操選手のような動きだと思ったが、だんだん、体操選手のしなやかさに加えて、バレリーナのようななめらかさになっている。



0:08 いつものように…足をげんこつでたたく ふとももの前と後ろを
0:30 「アリーナ、ダバイ(がんばれ)」という声がかかる ものすごいアップの映像で始まる 近すぎる…
0:47 スピン レベル4 加点1
1:03 ステップシークエンス レベル4 加点1.6
2:06 これ!! 3Lz3Lo 加点1.4
2:27 3F 効果的な両手タノ 加点1.6
2:39 2A 加点0.17
2:46 レイバックスピン レベル4 加点1.5
2:59 スピン レベル4 加点1.2

 すごい加点の嵐。しかし、加点が付くのも理解できる。ジャンプの前5秒くらいからいろんなステップをしているし、ジャンプで着地したら即座に何かのステップをしている。それがことごとくきれいにできている。スピンのときも同じく。体の動きに無理がなく、流れるように動く。

 そして、ショートとフリー合わせて、バレエのプログラムと衣装は、ザギトワの魅力を存分に発揮するのに、大きな力になっていると感じる。これまでの試合で、最後のポーズをみるたびに「かわいい😆」と思う。


 次は右足中足骨骨折をへて、復帰したエフゲニア・メドヴェジェワ。少し動きがかたいように感じたが、骨折してもここまで戻せるのだ。それ以前に、NHK杯では、骨折した状態で、優勝したのだ。骨折した部位と程度にもよるのかもしれないが。



0:10 「ダバーイ!」という声援がたくさん 始まる
0:26 始まり方が美しい…
0:39 スピン レベル4 加点1 ザギトワと同じタイミングでスピン
0:52 ステップシークエンス レベル4 加点2
1:54 3F3T ザギトワと同じ流れでのジャンプ
2:19 3Lo 加点1.6
2:29 2Aタノ 着地が乱れてマイナス1点
2:33 スピン レベル4 加点1.14
2:59 レイバックスピン レベル4 加点1.29
3:32 タチアナ・タラソワ いつもの青みがかったピンクの口紅 真紅のストールにボルドーのネイル 複雑な表情… 右の人の問いかけるような表情は何だろう…
4:02 声援が起こる メドヴェジェワの復帰をロシアの人たちがよろこび、応援している
4:08 大声で「スパシーバ!」と声援にこたえるメドヴェジェワ 少し雰囲気が変わったかな




 ザギトワと同じく、乱れたダブルアクセル以外は、加点が大きい。やはり、怪我明けとはいえ、深く演じているのはメドヴェジェワだろうか。オリンピックのころにはもっとこなれてくる気がする。

 ここで、初めて気が付いたが、二人のプログラムは、双子のように、要素の順番が同じだ。スピン➡ステップシークエンス➡コンビネーションジャンプ➡単独3回転ジャンプ➡ダブルアクセル➡二つのスピン(ここだけ、スピンの種類が入れ替わっている)。それに加えて、エレメンツの前後に複雑なターンなどをたくさん組み合わせているのも同じ。

 ジャンプ構成もスピンの具合も似ているが違う。細かい部分も全く違うし、曲が表現するものも同じではない。でも、完璧にこなせば、同じような高得点が出るプログラムなのだ。きっと、最高の得点を得られる最高の順序なのだろう。この順序を真似して作ったら、同じような高得点がとれるかといえば、わからない。エレメンツはできても、ジャンプの前後など、隅々にちりばめられたターンやステップができるかという問題なのだろうかと思う。

 今回はメドヴェジェワのダブルアクセルの着氷ミスで差がついたが、フリーはどうだろうか。

 もしかして…、たくさん出てきているロシアの女子ジュニア選手たちのショートのプログラムの順序も同じなのだろうか…。名前が覚えられないくらいたくさんいる彼女たちの完成された滑りには、言葉もない。
 しかし、その構成の順序は同じなのか?!同じ品質と規格で量産されたブランド品のような。だとしたら、そこに唯一無二の選手は存在できるのだろうか?
(考えすぎかも…。四大陸の選手権では、そこを見てみようと思う。他の選手も大体、順番は同じかもしれない。男子も。詳細を忘れた…。そこを意識して見てみよう)

 エレメンツの順序が同じで滑る最強選手…。別に問題はないが、ロシア、恐ろしい…。

ウィンタースポーツ

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by tarukosatoko | 2018-01-20 19:02 | フィギュアスケート | Comments(0)
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