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ぺらぺらうかうか堂(フィギュアスケート&本&タイドラマ等&雑記)


本をぺらぺら読むのが一番の幸せ。フィギュアスケートやタイ・中国などのアジアドラア、生活雑記もあり。
by さとこ タルコフスカヤ
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2010年バンクーバーの高橋大輔「道」と、当時11歳で高橋大輔の演技を見たナム・ニューエンの2015年の「道」

2010年バンクーバーの高橋大輔「道」と、当時11歳で高橋大輔の演技を見たナム・ニューエンの2015年の「道」_e0337786_13041194.jpg
 テレビで録画したDVDを整理がてら、鑑賞している。今は2010年のバンクーバーオリンピックにまでさかのぼっている。上の写真は、高橋大輔のフリー「道」のものなのだが、演技後、リンクに投げ込まれた花を拾う子供たちの中に、ナム・ニューエンらしき子供がうつっていた。

2010年バンクーバーの高橋大輔「道」と、当時11歳で高橋大輔の演技を見たナム・ニューエンの2015年の「道」_e0337786_13033490.jpg

 違う可能性もあるが、どう見ても、ナム・ニューエンだ。当時、ナムは11歳で、オリンピックのエキシビションに地元カナダのスケーターとして出演したという記録もある。ナムは高橋大輔の「道」を会場でみて、滑り終わったリンクで花を拾った。そして、2014-2015シーズンには、自らが同じ「道」をフリーで滑っている。小さいことなのだが、ちょっと感動した。

 2015年カナダフィギュアスケート選手権のフリー演技。「道」(作曲:ニーノ・ロータ、振付:デイビッド・ウィルソン)。



0:08 始まる
0:24 4回転サルコウ
0:34 いきなり山場へ
0:48 トリプルアクセル+3回転トーループ
1:05 哀切な曲調に変わる
2:24 高橋大輔と同じポーズも
3:04 メインのテーマ曲に
4:12 熱いステップ!!
4:50 ブラボー!

 ジャンプはどれも成功で、片手を上げるタノジャンプや、両手を上げるタノジャンプもある。漠然と見ているときには気が付かなかったが、高橋大輔を思わせる振付があちこちに。子供のころに見た演技と同じ音楽で、大きくなった自分が滑る喜び。あらためて見ると、うれしくなる。自分がナム・ニューエンだったら、すごく盛り上がった気持ちがこみあげてくることだろう。

 今シーズン、ナムはブライアン・オーサーコーチのもとを離れ、デヴィット・グリンコーチに師事し、練習拠点をアメリカに移している。

 やはり、高橋大輔の「道」も見てみよう。2010年バンクーバーオリンピック。振付はパスカーレ・カメレンゴ。

 

0:40 始まる、左手の指先が少しふるえている
0:50 ナムは両手だったが、高橋大輔は片手で頭を
1:44 スピードに乗ってほほえみを浮かべる…
1:48 トリプルアクセル きれいな着地
2:15 ジャッジにふんわりと片手を…
2;20 ステップ
3:30 メインのテーマ曲へ
4:35 ここから、ステップ 
4:58 なつかしい!両手をわなわなと
5:18 高橋大輔の、空を見上げるような、叙情的なレイバックスピン!
5:23 すばらしい!!
6:12 ここで、フラワーボーイのナム・ニューエンが現れる?!


 うまいな、うまいな、うまいな!冒頭の4回転で転倒したのが残念だが、あとのジャンプはすべて成功している。なによりも、すべての動きが、見ているものにも心地いい。音楽と人が完全に融合しているというのか、小さな動きのひとつひとつが音楽と連動している。滑る喜びにあふれて、音楽を楽しんで、音楽と同化して滑る、踊る高橋大輔。あらためて…、すごい選手だ…。





by tarukosatoko | 2016-07-23 14:05 | フィギュアスケート | Comments(6)
Commented by bienes at 2016-07-23 18:03
こんにちは~ さとこさん
大輔さんのこの演技をみて わなわな震えたのを思い出しました
改めて観ましたが すごいですね さすがですね~
なんだか また改めて感動しました
さまざまな苦難を乗り越えてここに立ったのでしょうが のびやかに全身で喜びを表現していますよね
曲の内容がその時の大輔さんの気持ちそのものだったと後で聞きました

当時のフラワーボーイの目にも焼き付いたのでしょう
(でもよく彼を見つけましたね~)
Commented by mo8_a29 at 2016-07-23 18:19
ナムくん フラワーボーイでいますね!
見ていたのでしょうね。『道』を。
ナムくん カナダ選手権でこの演技で優勝したようですね。失敗のない演技。きっと 高橋大輔さんをトリビュートしての『道』だったと思います。

しかし 本家 高橋大輔の パントマイムさえ入った 素晴らしい演技!カメレンゴさんが あらゆるイメージを高橋大輔に投入して創った『道』らしい。
このプログラムを創るとき振りつけるカメレンゴさんの言うことがどうにも理解しづらくて 高橋さん「全然 分からない
や!」って言う感じで大変だったようですね。
それでも こんなに踊れる! 演技が出来るなんて やっぱり高橋さんは素晴らしい!!ブラヴォー!
長光コーチが 札幌五輪の時 ジョン・カリーの演技を見て
「踊る 男子選手って素敵だし そういう選手がいたって良いな。」とずっと思っていて そういう子に出会ったのが高橋さんらしいですね。そういう選手 特に日本人で育ったなんて感動ですよね!!
バンクーバーでは 競技としてもう少し点が伸びたってよかったような気がしました。
『熱戦バンクーバー』って題で高橋さんがかっこ良くAERAの
表紙飾ってたの 思い出しました( ;∀;)
Commented by mo8_a29 at 2016-07-23 18:53
そういえば tarukosatoko さん 『The Ice』がもうすぐなのでは?高橋大輔さんも出られますね!楽しみですね!
Commented by tarukosatoko at 2016-07-28 23:48
> bienesさん、こんばんは。
バンクーバーのころは、わたしはジャンプを見るのが好きなタイプのファンだったので、ジャンプの着地が…などと心配しながらみていましたが、トリプルアクセルはとてもきれいだったし、ステップにも魅了されました。
この演技、何度みたことか!
フィギュアスケートの表現の部分がジャンプと同じかそれ以上に魅力があると知ったのは、高橋大輔さんの演技によるところが大きいです。
Commented by tarukosatoko at 2016-07-28 23:59
> mo8_a29さん
素敵ですね。高橋大輔トリビュートはたくさん見てきましたが、フラワーボーイで少年だった選手がトリビュートするというのは、映画のような話で、夢がありますね。
ナム・ニューエン、昨シーズンは身長が伸びたこともあって不調でしたが、新しい環境で、今年は活躍するかもしれませんね。

そこまでカメレンゴさんの思い入れが詰まったものだとは知らなかったです。
パントマイムの部分だったか、演じるのがすごく恥ずかしいんですが…というようなことをインタビューで答えているのを当時に見て、恥ずかしがっているとは思えないくらい、自然にできていると思ったものですよ。バンクーバーはプルシェンコが復帰して、なんとなく、素人ファンとしては高橋大輔の演技がトータルでは上だと思いましたが、でも、日本人初の五輪メダルでした。金メダルのライサチェックは、4回転を回避しましたが、完璧でした。むすかしいですね…

日本にもこんな表現者がいたというのは、うれしいことですね。
それを見て練習を積んだ町田さんは、自分にしかできない表現と技術の世界を作り出しました。素晴らしい先輩は素晴らしい後輩を生み出すものですね。
Commented by tarukosatoko at 2016-07-29 00:13
> mo8_a29さん、そうなんです!!
もうすぐで、高橋大輔さんも出演します。
ダンスオンザフロアがすごかったので、
また、新しい高橋大輔になっているような気がして、楽しみです。
浅田真央さんと舞さんが二人で滑るのも、楽しみですよ。
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