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本読み虫さとこ・ぺらぺらうかうか堂(フィギュアスケート&映画も)

クリムキン・イーグルの元祖 イリヤ・クリムキン(ロシア)の「白鳥の湖」 マイペースな黒鳥…

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 宇野昌磨のトレードマークになっているクリムキン・イーグルをはじめたのは、ロシアのイリヤ・クリムキンという選手だ。元祖クリムキン・イーグルのクリムキンも、「白鳥の湖」を2004年のショートプログラムで滑っている。

 下の動画だ。2004年の銅メダルをとった欧州選手権での演技だ。ここではクリムキン・イーグルはしないが、ジャンプ、ステップ、スピンともに、気持ちのいい演技をする選手だ。



0:19 始まる
0:39 「完全なコントロールの」トリプルアクセル+3回転トーループ
1:00 4回転トーループ
1:08 難しいキャメルスピン
1:35 優雅な余裕のダブルアクセル
1:40 このあたりからの動きがおもしろい!黒鳥を演じているのか…??
2:04 コンビネーションスピン、非常に多彩
3:06 この男性コーチはヴィクトール・クドリャフチェフ。イリヤ・クーリックのコーチ。
5:15 以前の採点方法

 男性の黒鳥。静かで、どこか癖がある、マイペースの黒鳥だ。自分を持っているからじたばたしない人、という感じがする。

 下の動画にはクリムキン・イーグルが出てくる。同じ2004年のエキシビションだ。

 

0:31 始まる 間を持たせたわくわくさせる始まり方
0:50 あっと思う、個性的なスピン
1:30 きれいなジャンプと、きれいな着地
1:42 次々と形をかえて驚きが多いスピン
2:37 ぐいぐい伸びるスパイラル
2:55 ここからステップ
3:21 クリムキンによるクリムキン・イーグル

3:38 まず右回りのスピン

3:46 次に左回りのスピン 宮原知子のように…

4:12 ブラボー!


 この欧州選手権では、1位がブライアン・ジュペールで、2位はエフゲニー・プルシェンコ。派手な二人に注目が集まったのだろうけれど、3位にはこのようなきれいな空気を持った選手がいたのだな。そして、今は「クリムキン・イーグル」として名前を残している。


 イリヤ・クリムキンは1980年8月15日、モスクワで生まれた。4歳でスケートをはじめて、1999年ジュニア世界選手権で優勝、同年のネーベルホルン杯でトーループとサルコウ、二つの異なった4回転ジャンプを一つのプログラムの中にいれることに史上初めて成功して優勝。2002年のグランプリシリーズNHK杯でも優勝している。2005-2006年はロシア選手権で2位になり、トリノオリンピックに出場し11位に。2007年に引退した。


 独特の雰囲気は「クリムキンワールド」と評され、特に体を180度傾けたまま滑るイーグル「クリムキン・イーグル」は最大の見せ場となっていた。なんの世界でも、元祖になるような人は存在そのものが落ち着いている…と、つくづく思う。





by tarukosatoko | 2016-08-02 15:19 | フィギュアスケート | Comments(0)

本をペラペラ読むのが一番の幸せ。フィギュアスケートや映画、生活雑記もあり。

by タルコフスカヤ・さとこ
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