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4大陸選手権2017 ミューシャ・ジーSP「愛の夢」と、 双子のような、浅田真央「愛の夢」(2011年)も!



 フィギュアスケート友達のみいちゃんは、日帰りで会える場所に住んでいたのだが、今年になって、電車で往復で8時間くらいかかる場所に引っ越してしまった。たいへんな痛手で、泣くぐらい寂しかったのだが、みいちゃんからメールが来た。
 4大陸選手権の感想がたくさん書いてあって、「男子の試合では、わたしが一番素敵だなと思ったのは、ミューシャ・ジーとジェイソン・ブラウンかな」と書いてあった。読みながら、「そうだよね」とわたしは、心の中でみいちゃんに答えた。直接言えないのが、悲しい。

 4大陸選手権は、4回転の壮絶な戦いだった。これまでにない、男性的な、野球やサッカーのような雰囲気がある(これまでの男子シングルには、ここまでの男子的な雰囲気はなかったとわたしは思う。いかにも男子なネイサン・チェンの存在が大きかったと思う)男の戦いそのもので、見ている方も非常に驚いたし、感動した。
 その中で芸術的な演技でフィギュアスケートの美しい部分を思い出させてくれたのが、ミューシャ・ジーとジェイソン・ブラウンだ。

 特に、プログラムを変更したミューシャ・ジーは、4回転をしなかったので、4回転のことを忘れて、ただただ演技を見ることができた。美しかった。フランツ・リスト「愛の夢」、振付はミューシャ・ジー本人。



0:24 始まる
0:45 3A
1:09 3Lz+3T
1:24 足替えコンビネーションスピン・レベル4 
1:32 ここから逆回転するのが美しい
2:03 3F
2:07 フライングシットスピン・レベル3
2:20 ステップシークエンス・レベル4
2:57 拍手
2:59 足替えコンビネーションスピン・レベル3
3:23 最後の最後まで丁寧に
3:41 挨拶も…
3:50 普段のミューシャ・ジーの雰囲気がでそうになるが、すまし顔を貫く 挨拶の手の位置が日本のお辞儀のようになっている

 これぞ、フィギュアスケートという演技だ。振付も衣装も美しい。足のケガなど、状態がよくないということで、引退が近いということを自らが発信していたのを読んだ。世界選手権で終わりなのだろうか?!

 ジェイソン・ブラウンもそうだが、4回転時代になっていなければ、トップになっていた可能性がある選手だ。昨シーズンは二人はともにシーズンの後半あたりに、ケガで試合を欠場することがあった。4回転の練習によるケガなのかなと思ったりした。

 また、10代の成長途上にある選手が、体に強烈な負担がかかる4回転をとぶことには賛否両論がある。あとで、負担をかけすぎたツケが来るという人もいるが、どうなのだろうか?特に、軸が傾いたときなどに、4回転を着地するときの片足への強い力のかかり方などを見ると心配になる。ネイサン・チェンのインタビューだったか、不確かなのだが、負担がかからない4回転のとびかたを模索してきたという話も読んだ。そうであってほしい!

 ところで、「愛の夢」といえば、最近は織田信成のプログラムがきれいだった。さらにさかのぼると、浅田真央さんの「愛の夢」がある。2シーズン続けて滑っていた忘れがたいプログラムだ。最後に世界選手権で滑った「愛の夢」はほろ苦いものだった。ここでは、2011年の4大陸選手権の「愛の夢」を。



0:12 真央さん!
0:46 始まる
1:12 3A
1:38 3F+2Lo
2:01 3Lz
2:14 足替えコンビネーションスピン
2:52 2A+3T
3:12 3F+2Lo+2Lo
3:30 3S
3:33 フライングシットスピン
3:52 ステップ
4:23 3Lo
4:26 フライング足替えコンビネーションスピン
4:46 スパイラル
5:08 このあたりからの解説がうれしい
5:45 二人の佐藤コーチとハグ

 トリプルアクセルは加点がつくジャンプになっている。ジャンプの不安定さはあるのもの、こんなにも美しく滑るスケーターがいるだろうか。これから、浅田真央さんに匹敵するスケーターが出てくる可能性があるだろうか。本当に、大きな美しい滑りにあらためて、感動した。そして、ミューシャ・ジーの「愛の夢」は、真央さんのものと似通ったところがある。
 来シーズン、残り少ない現役の時を、背水の陣で臨む浅田真央さんの活躍を応援したい!




Commented by yoripo at 2017-03-02 23:16
私も一番素敵と思ったのはジェイソン・ブラウンです。
特にSPはジャンプの要素がなくても、音楽とスピンとステップだけで(バレエジャンプも!スパイラルも!!)3分弱、鑑賞できるな~と思いました。
(まさにスポーツ観戦ではなくて、芸術鑑賞なんです!!!)

4回転を何回跳んだかばかりが盛り上がっていると、「スキーのジャンプ競技じゃないんだよな...」と思ってしまいます(;_;)

ミーシャ・ジーの演技も美しかったですね。
マルチプル4回転ジャンパー達の演技はドキドキ・ハラハラ、興奮して楽しいですが見ていて疲れますが、ミーシャの演技はストレスフリー、心身が穏やかになります。
特に今シーズンは、ボーカル入りの曲(ポップやロック)が多い気がするせいか、クラシック音楽の演技は特に素敵に感じます。

ミーシャ・ジー、デニス・テン、あとグラント・ホクスタインなどは美しさ、大人の落ち着き・貫禄でセクシーさとは違った「うっとり」です。

いろんな個性を持った選手が活躍して欲しいです!

Commented by tarukosatoko at 2017-03-03 18:04
> yoripoさん
ジェイソン・ブラウンはケガの影響があるということでしたが、ショートもフリーも、黒い衣装がとても似合っていて、「技のつなぎ」は他のどの選手よりも難しくて繊細で美しくて、これこそが「技のつなぎ」の10点なんじゃないのか!!!と思いながら見ていました。
バレエジャンプとスパイラル…、すごかったですね。バレエジャンプは高くて正確で、スパイラルは女子でもあんなにきれいな人は少ないですよね。

そうです!グラント・ホクスタインの滑りはきれいですよね~。丁寧にすべりながらも、ぐんぐんと加速していくところに、うっとりします。人間としての清浄さみたいなものを感じる人です。デニス・テンも、きれいです。パトリック・チャンも、演技に上品さを保っているところが好きです。セクシーさみたいなものを「表現力」として演技をする一つの傾向があるみたいですが、そうでない選手の演技は気持ちがいいですね。
マルチネス選手のスピンも大好きです!

たとえば、ですが、どの人の恋人になりたいですがと聞かれたら(聞かれないですが)、4回転男子よりは、ジェイソン・ブラウンかホクスタインですかね(*^^)v
Commented by yoripo at 2017-03-08 23:11
さとこさん、そうなんです!品なんです!!
美しさはもちろんスケートの技術もあるでしょうが、上品さなんです!!!
品はジュニア上がりの若造には出せないし、かといって練習で身につくものでもないだろうし、育ちとか性格とか人生経験とか内面から滲み出ると思うんですよね...。

誰の恋人になりたいか...、考えたこともなかったですが、思いつくのはラファエル・アルトゥニアンかトム・ザカライセックでしょうか(^_^)
(次の記事でラファエル・アルトゥニアンのこと書いてあったせいもありますが...。)
現役の選手だったらギリ、アレクセイ・ピチェンコかセルゲイ・ボロノフでしょうか(^_^;)
昭和生まれの大人(おっさん?!)スケーター、正統派イケメンより、ちょっとヤサグレた感じが好きなんです...。

二人とも酸いも甘いも嚙分けた大人の魅力、強さだけではなくて苦労とか弱さとかも演技に出しているように見えて、じーんとする「うっとり」です。

しつこいですが、マレーシアのジュリアン・ジージェイ・イーのような若さあふれるハチャメチャ演技は今の彼にしかできないだろうし、ヨリック・ヘンドリックスは妖艶な美しさがあるし、エラッジ・バルデは私の中では高橋大輔ーアモディオの後継者になれるセクシーさがあると思うし、色々な個性の選手が活躍する試合を観たいです!




Commented by tarukosatoko at 2017-03-10 23:38
> yoripoさん
フィギュアスケートの神髄は上品さにあるのかもしれませんね。前提として欠かすことができないものです。ちょっとしたマナーだとか、内側からにじみ出る選手の人間性というのは感じますね。

えええ、アルトゥニアンですかっ!!考えもしなかったですが…、一緒にご飯を食べたりしたら、楽しそうだな。彼の恋人とか、かかわる人は幸せかもしれませんね。トム・ザカライセックは前からかっこいいなと思っていました。そして、味がありますね。
セルゲイ・ボロノフはいいですね!ただの美形じゃなくて、「やさぐれて」いてね(*'▽')
アレクセイ・ビチェンコは表情が深ーいときがあって、「何?」と思っていました。
そして、これから、いい感じにやさぐれてくるのは、誰でしょうね(笑)

マレーシアのジュリアン志傑乙さんですね。今まで名前しか知らなくて、教えてもらって動画を見たら…しっくりくる動きで、何回も見たいと思いました!

わたしもエラッジ・バルデは好きですよ!大好きですよ!もともとセクシーで、もともと踊れる人ってちょっと見たらわかりますよね。

それと、恋人になるなら、ですが、一緒にいて心地いいという点で、ペアの男子がわたしは理想です。あわせてくれて、尊重してくれて…。生活ではどうかわからないですが、他人にあわせる能力が高いようなので。
by tarukosatoko | 2017-02-23 22:47 | フィギュアスケート | Comments(4)

本をぺらぺら読むのが一番の幸せ。フィギュアスケートやタイ・中国などのアジアドラア、生活雑記もあり。


by さとこ タルコフスカヤ