本読み虫さとこ・ぺらぺらうかうか堂(フィギュアスケート&映画も)

本をペラペラ読むのが一番の幸せ。フィギュアスケートや映画、生活雑記もあり。

『源氏物語』を虫干し

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 昔にお世話になった人が、一軒家からマンションに引っ越すということで、「『源氏物語』いらないかな?」と声をかけて下さった。

 瀬戸内寂聴さんと与謝野晶子さんの訳は読んだが、円地文子さんの訳は読んでいないので、ありがたくいただいた。届いてみると、すごい豪華な装丁の本だ。写真は9巻までしかないが、高そうな…全10巻だ。いただいたときに「古いから、一度、太陽に干してから読んでね」と言われていたが、見た目が古さのわりにきれいだったから、干さずに2巻まで読んだ。

 最近、手の甲がかゆいのはなんでかなー、おかしいなー、と思っていたのだが、3巻を読んでいるときに、見つけた。小さい、顔もなんもない粉の一粒のような虫が、本のページの上を歩いていた。よく、古い本についている、紙魚ではないほうの虫だ。

 ぞぞぞぞぞーっ!いやだよう!

 知らずに読んでいたし、それで、手がかゆかったのかも。

 これから、本の箱と、カバーをはずして分解して、干すところだ。直射日光にあてて、ぱらぱらと払ったりして、続きは8月ごろに読もう。これなら、図書館でかりたほうが楽かもしれないが。

 あらためて箱など見ると、とても、絵が美しい。紙の素材の手触りもいい。いい紙を使っているし、デザインも高度だし、高そうな…。

 美本を眺める暮らしには憧れるが、いまのところ、自分はそんなタイプではない。箱と表紙を捨てたら…、くれた人はどう思うだろうか…。ちなみに、本体も、10巻全部同じだが、薄紫色の上質な布張りだ。

 ちなみに、円地文子訳は、瀬戸内さんや与謝野晶子さんのような癖がない。はやく、続きを読みたい。


 

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Commented by mo8_a29 at 2017-05-30 22:21
昔 若い時 友達から「与謝野晶子がいいから!源氏物語は!」と熱く勧められたけれど・・・天邪鬼な私は今だ読んでない・・・文学とはほど遠い私です。円地文子さん訳もあったのですね!tarukosatoko さんは また新たに感じ入るのですね~~ 本を読む人だわ。まっちーとご同類。
Commented by tarukosatoko at 2017-05-30 23:06
> mo8_a29さん
うううう、まっちーとご同類だなんて、ありがたいお言葉です~!(^^)!

でもでも、『源氏物語』は、舞台こそ雅ですが、登場人物も高尚ですが、高尚なお話ではありません!実際、光源氏は、今だったら犯罪者になってるで!、と初めて読んだときは思いました。これが日本を代表する文学って、どうなん?!と思いました。
ワイドショーもびっくりのスキャンダルをまとめたようなお話なんです。
だから…、おもしろいんです。
学校で勉強した『源氏物語』がおもしろくないのは、おもしろくないところしか教科書では扱えないからなのではないかと思われます。

与謝野晶子さんの訳はきれいですが、瀬戸内寂聴さんのものが、めちゃくちゃ読みやすいです。瀬戸内さんの解釈がばんばんはいっていますが、おもしろいですよ。さくっと読めますよ。
Commented by bienes at 2017-06-01 12:45
こんにちは~
さとこさんの所に届いた源氏物語
読書好きな人にはいい本との巡り合いがあるんですね~
想定だけでも眺めていたい価値ありですね
私は大学時代に読んだきりでーそれも飛ばし飛ばし
スキャンダルがあのような文学小説になるのだから 式部はすごい才能なのでしょう
いつだったかラジオで連続で読みながら解説してくれていて わかりやすかった
でも壮大な中身なんでどうも人の関係がわかりにくく覚えられませんでした・・(^_-)-☆
Commented by tarukosatoko at 2017-06-02 16:25
> bienesさん、
本をくださった人が、どんな思いでこの10冊を買ったのだろうか、この人も同じページを…とか、そういうことも思いながら読むことができます。自分にとって、大事な人が本をくれるというのは、とてもうれしいものです。

知り合いの人では、漫画で源氏物語のヒロインが完全に頭に入っている人もいます。
ラジオでもあったのですね。
源氏物語は、おもしろいですものね!(^^)!
癖がありますが…、わたしは瀬戸内さんの訳にはまって、とてもおもしろく読みました。
他にも、学者の人とか小説家の人とかの訳にも挑戦しましたが、挫折しました。

それと、映画では生田斗真という人が光源氏をしていました。
市川海老蔵が若い時に、舞台で光源氏を演じた写真を見ましたが、
おおおおおおお…これぞ、光源氏ではないか…と思いましたよ(*^^)v
Commented by Disney 鴨 at 2017-06-03 21:37 x
こんばんは。お久しぶりです。
実は、私も、今回、さとこさんが譲り受けられたのと同じ大きさの円地文子訳の源氏物語を全巻持っています。私の場合、源氏物語は、遥か昔に、所々読んだきりで、そのままになっていますが、さとこさんの記事で、本のお写真を見せて頂いたとき、とても、懐かしかったです。
今回の記事で、さとこさんが、今まで、瀬戸内寂聴さんや与謝野晶子さんの現代語訳で、源氏物語を読まれたということを知り、さすが、「本読み虫」さんのことだけあるなと思いました。さとこさんが、源氏物語の読破を再開しようと考えておられる、8月までに、本についている虫がなくなっていると良いですね。
Commented by tarukosatoko at 2017-06-03 23:13
> Disney 鴨さん、それはそれは、びっくりぽんですよ( 〃▽〃)、親しみを感じました。
装丁がこっていて、いい質の紙を使っていて、色合いも最高にきれいですね。本当に美しい作りの本です。とても、作るのにお金がかかっていて、センスのいい美本ですね。

たぶん、学校の古典であまりおもしろくない部分ばかりを原文で読まされたせいで、『源氏物語』が堅苦しいものだ思われている傾向があるようですが、『源氏物語』はマンガのような、キラキラしていて、イケメンと美女がざくざくでてくる、スキャンダラスで、めちゃくちゃなのでびっくりするような小説なんですっ!人間関係図を見ながら読むと、関係がわかるっていうだけでなく、「はああああ、こんなこと、ありなん?!」みたいなありえない人間関係にびっくりぽんですよ。

はやく、虫がなくなって、続きを読みたいものです。Disney 鴨さんも、ぜひ、読んでみてくださいませ(*^^*)
by tarukosatoko | 2017-05-30 19:16 | | Comments(6)

by タルコフスカヤ・さとこ
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