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本読み虫さとこ・ぺらぺらうかうか堂(フィギュアスケート&映画も)

『海底二万マイル』(ジュール・ベルヌ)11歳のベルヌ少年「これからは夢でしか旅行をしません」 

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 ミニマリストへの道をいっているが、ポプラ社ポケット文庫世界の名作『海底二万マイル』は、置いてある。子供向けなので、昨夜と今朝にぺらぺらぺらぺらっと、読了した。

 おもしろかった!しかし、簡易版なので、あまりにも駆け足な海底の世界一周だった。また、大人向けのほうを読みたい。

 とても分厚い文庫を持っていたがずっと前に処分してしまったようだ…。うむ…、置いておけば良かった。さっそく、ミニマリストへの道に黒雲がかかる。これからさらに、必要な本とそうでない本を分ける勘を磨こう。

 大西洋、インド洋、紅海、地中海、太平洋、南氷洋、北極海を七つの海と呼ぶ。ネモ艦長のノーチラス号とともに、読者は家のなかにいながら、七つの海を旅することができる!しかも、難破船や、大だこや、秘密の海底トンネルや、でてくるものが、大きくてわくわくする!

 ネモ艦長の心を占めているものは、家族を殺したどこかの国への復讐のようだ。復讐心は、悪いことのようだが、実は、人が何かを成し遂げるときの大きな動機になると思う。物語にもそのテーマは多いし、共感もする。

 訳者解説によると、11歳のフランス人のベルヌ少年は、初恋の人に首飾りを買うためにインド行きの船に見習いとして乗り込んだところを、父親に見つかり、ひどくしかられたそうだ。

 このときに「これからは、夢でしか旅行をしません」と誓ったのだという。そこから、ベルヌの名作が次々と生み出されたのだ。それで、自分も家で旅行した気分になれる。本よ、ありがとう…

 1869年、ベルヌが41歳のときの作品だ。


 

by tarukosatoko | 2017-06-04 11:17 | | Comments(0)

本をペラペラ読むのが一番の幸せ。フィギュアスケートや映画、生活雑記もあり。

by タルコフスカヤ・さとこ
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