最近読んだ本 事故物件の話と、ロシアのチェーホフの戯曲 フランスのコレットの小説は堀口大学訳
2017年 07月 04日

『大島てるの 絶対に借りてはいけない物件』
事故物件とは、人が尋常でない状態で亡くなったり、悲惨な事件があった物件のこと。オカルト的なおどろおどろしい話かと思ったが、日当たり云々など、真面目に、不動産物件をさがすときの注意事項が網羅されていた。
事故物件というと特別なものに思えるが、特に都会は事故物件だらけになっていると考えられる。
それに、飛躍すれば、人の世は、合戦や内乱や圧政や戦争などでたくさんの土地でたくさんの人が無念の死をとげていることを思うに、地球そのものが事故物件になっているのかもしれない。しかし、人類は地球にしか住めないし、たとえどこかに住める天体があったとしても、引っ越しできない。だからこそ、地球を大事にしなくては…
ロシアの劇作家チェーホフの戯曲のなかでも代表作。力強い最後はチェーホフの特徴で、太宰治の『斜陽』の主人公とだぶる。しかし、内面や細部が描かれているのは太宰治作品だ。太宰治が『桜の園』を書き換えたなら、非常に読みごたえがでるだろう。
ある意味、作品に出てくるお屋敷も事故物件というのだろうか。アンニュイなストーリーなので、おしゃれな事故物件というのか。
『かもめ・ワーニヤ伯父さん』
学生時代に読んでいたのか、文章の細部まで覚えていたところがあって、なつかしかった。
なんだか 不動産の本を読まれたとか…
私は 父が亡くなって そういう土地だとか家屋だとかどうにかしなくてはならない立場になって 初めて法務局というところに行ってきました。
土地だの建物だのって 地番さえ解れば 誰でもその土地建物の因縁とか抵当だとかが解るんですね。登記事項証明書 なんていうものがあって 不動産屋さんとか司法書士の人には縁がある書類らしいんですが 一般の人も取り寄せてじっくり見られる。都会だと第四抵当まで入っている土地があるんだとか・・・そういうのを買ってしまうと抵当まで買ってしまうそうですね。たまには 世の中のことの そういうことも知ったほうが良いですね。無知だから 何かと慌てまくるけど 人に聞いたり 調べたりの毎日です。
わたしの父は10年くらい前に、早めに亡くなってしまい、その時に、母と法務局に行ったことを思い出しました。mo8さん、不動産関係の手続きをし始めたのが夏で、しんどかったです。暑さが精神にまで攻撃してくるような感じで。確か、司法書士をしている知人に教わりながら自分で書類を作って、法務局で書類の不備を教えてもらい、書き直して…。
それに、父は実家を出ていたので、父の家の宗派のお寺を回って、供養をお願いするお寺を決めてお願いに行って、仏壇を購入して、お墓は公営のものにエントリーして、当たったら、石材店に行って…、お墓に魂?を入れる法事の日を決めて、父の兄弟姉妹に知らせて…。
煩雑なことも多そうなんで、くれぐれも、お体に気を付けてくださいね!
抵当に入っている家を買うなんて、ごめんですね。世の中の事務的なことが苦手ですが、たまにはそういう本を読んだりすると、新鮮だし、知らないことが多いなあと思います。
短いお話なので、さらっと読めます。
戯曲なので、舞台になって初めて完成するので、違うとは思いますが、
ここまで、太宰が好きな人がどう感じるのか…、また、お聞きしたいです。

