本読み虫さとこ・ぺらぺらうかうか堂(フィギュアスケート&映画も)

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世界ジュニア選手権 アレクサンドラ・トルソワ 見る者の思考を停止させる女子フィギュアの革命か「四季・夏」

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 世界ジュニア選手権も終わった。山下選手が三位になり、ロシアチームと記念撮影した珍しい写真があった。なかなかない、フレンドリーな、ほほえましい写真だ!

 そして、これは書かずにはいられない。

 世界ジュニア選手権で優勝したロシアの13歳、アレクサンドラ・トルソワ(写真の前列右から二人目)のフリー演技を見て、胸がぐわんぐわんと高鳴った。これはすごい。ものすごい。

 「小さいときから4回転をすると体に悪い影響が…」とか「ジャンプにタノを入れてばかりだと、バランスが悪いね…」とかという生ぬるい意見の数々ををガツン!とぶっとばしてしまうような、強烈な力で押してくるプログラムだった。冒頭の4回転サルコウ、4回転トーループ、そして絢爛豪華なジャンプと詰め込まれたステップ、一瞬も休むことのない、散漫とは無縁なはりつめた動き。なにげにクリムキンイーグルもしているのは、宇野昌磨へのメッセージなのか!?
 そして、だんだんと盛り上げるヴィバルディの強い音楽で、見る者の思考を止めてしまうような演技だった。


 ↑動画。

 それにしても、体が小さい。小さいからできることなのかもしれない。トルソワもエテリ・トゥットベリーゼの門下だ。平昌オリンピック金メダリストと銀メダリストの、アリーナ・ザギトワとエフゲニア・メドヴェージェワの後輩だ。

 テレビのニュースでも、トルソワが2回の4回転を成功させたとして紹介されていた。夫が言った。

「すごいぞ。ロシアの子供が、4回転サルコウとトーループをとんだんやって」

 その後、しばらく考えて、夫が言った。

「……、この子は、トリプルアクセルはできるんか?」

 そうなのだ。3回転のあとはトリプルアクセルを習得してから4回転だと、普通は思う。でも、トルソワの「4回転のほうが成功しやすかった」というような談話があった。宇野昌磨だって5年くらいトリプルアクセルができなくて、ためしに4回転をしたらできたという話もあった。4回転ジャンプが得意なネイサン・チェンもトリプルアクセルを苦手としている。安藤美姫もそうだ。

 そこで、わたしが思ったのは、エリザベート・トゥルシンバエワの押しの強いお母さんがこの演技を見たらどう思うだろうかということだった。トゥルシンバエワもトルソワのように極端に小さかったしジャンプをばしばし決めていた。わたしがトゥルシンバエワのお母さんだったら、「ああ、小さいときにトリプルアクセルができないと思うんじゃなくて、4回転を練習したらよかったのかも!」と悔しがったかもしれない。

 しかし、実際のところ、骨の成長は大丈夫なのだろうか。

 世界ジュニアは日本にとっては波乱気味だった。期待の紀平選手と須本選手はとても残念なことに、うまくいかなかった。でも、来期はきっと、素晴らしいものになるだろうと思う!
 宇野昌磨を指導する名古屋の樋口美穂子コーチの門下の山下 真瑚が3位になったことは喜ばしい。どういう流れなのか、ロシアの人たちとロシア国旗を持って記念撮影しているところも、樋口門下のおおらかさが見られて、なにか、象徴的だ。

 上の写真を見ると、大きく見えた二位のコストルナヤのほうが身長は小さい。山下選手も同じくらいだ。トルソワはそこまで小さくない。体重の違いのようだ。

つぶやき

ウィンタースポーツ




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by tarukosatoko | 2018-03-12 10:08 | フィギュアスケート | Comments(0)

by タルコフスカヤ・さとこ
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