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ぺらぺらうかうか堂(フィギュアスケート&本&タイドラマ等&雑記)


本をぺらぺら読むのが一番の幸せ。フィギュアスケートやタイ・中国などのアジアドラア、生活雑記もあり。
by さとこ タルコフスカヤ
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ボレロに心酔(8) 佐藤洸彬(2015年エキシビション)アップテンポのわくわくするボレロ


 ずっと探していたが見つけられなかったボレロを見つけた。佐藤洸彬選手の2015-2016シーズンのエキシビションが「ボレロ」だった。わたしが「ボレロ」「ボレロ」と騒がしくしていたときに、フィギュアスケート友達のみーちゃんが「佐藤洸彬っていう人もボレロをしているよ」と教えてくれた。でも、なかなか動画がなかった。このシーズンの佐藤選手は大きな試合には2試合しか出ておらず、アジアフィギュア杯では3位に入っていたが、全日本選手権では不調で18位に終わってしまっていた。

 動画は2015年のドリームオンアイスでのものだ、とても調子が良さそうなのだが。

 プルシェンコのような筋肉模様の衣装を着ている。よく見ると、プルシェンコのように分厚いものではなく、薄手だ。スパンコールのようなものが線の部分につけられたなんともいいがたい筋肉模様のシャツを着ている。遠くから見たら、ボレロのダンサーのように見えなくもない。
 
 まずは、最初のポーズがジョルジュ・ドンのポーズを思い出させる。これを見ただけで、楽しいだろうなと想像できる。見ていてもわくわくする。ジュ・ドンのはじめの動きらしきものを、うれしそうにしている。そして、いきなり終わりの音になる。が、すぐにボレロがはじまり、歯切れのいい滑りで魅了する。

 最後のアップテンポの部分でスピンをするのはぴったりだと思うが、町田樹さんはこの部分をどんなふうにしているのだろう。動画を見るまでは、町田樹がどこで何をするのか、想像して楽しもう。





  佐藤洸彬選手は1995年12月6日、岩手県盛岡市で生まれた22歳。5歳でスケートをはじめ、2016年からシニアに参戦する。岩手大学教育学部に在学していた。昨年のHNK杯に初参戦して11位だったが、ショートではシルクドソレイユ「トーテム」で不思議な存在感を見せて、その独自性を世界に印象付けたと思う。全日本選手権でも8位に入賞した。思うような演技にはならないことも多かったが、来シーズンは、その魅力を発揮できますように。

 個性がある楽しみな選手だ!


ウィンタースポーツ

つぶやき





by tarukosatoko | 2018-05-02 21:19 | フィギュアスケート | Comments(4)
Commented by mo8_a29 at 2018-05-02 22:10
ひろあきくんの ボレロ いいですよね。DOIのときなんですね。当時彼が ボレロを演じている姿を 共演者のプルシェンコさんが見ていたそうです。「なかなか やるな~」 と思ったのでしょうか。その他の共演者も見ていたって。話題の演技だった。私は ひろあきくんも好きですよ。関係ないけど…彼は話が理路整然。とても上手に話せる人だと思います。フィギュアとは関係ないけどね。
Commented by tarukosatoko at 2018-05-03 21:28
> mo8_a29さん、わたしは2015年から佐藤「ひろあき」さんという名前をなかなか読めなくて覚えられませんでしたよ。何度か動画を見て、いいなあと思っていて、でも、次に見ようとするとなくなっていたりしました。昨シーズンは前に出てきて、がんばっていましたね。インタビューも冷静で好感が持てますね。教育実習にも行っていたという話を聞いたような…。見るのが楽しみな選手ってなかなかいないですが、彼はその一人ですね。
Commented by mo8_a29 at 2018-05-04 00:03
ひろあきくんは、岩手県が出身地でそこで練習していて そこで大学に入って 数学を深めたくて大学院に入って 先生になるらしい フィギュアスケーターのようですね。だから 実家から大学院にもスケートリンクにも通っているようで ちょっと頑固なライフスタイルで PIWも東北の公演にだけ出演ですね。
Commented by tarukosatoko at 2018-05-04 17:59
> mo8_a29さん、数学なんですか!大学院生で数学を深めるって、そうとうなものですね。尊敬!大学院に行くことも初めて知りました。実家から大学院もリンクも、しっかりした着実な道を歩んでいるなあと思います。経済的にも親孝行ですね。
それで、スケートでも個性を見せることができて。
ネイサン・チェンも大学進学ということで、どんなふうになるのか、また違った雰囲気の選手になるかもしれませんね。
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