コーチ変更 エフゲニア・メドベジェワ、ボーヤン・ジン、ジェイソン・ブラウン、エリザベート・ツルシンバエワ 2015-2016シーズンの動画



 エフゲニア・メドヴェジェワに続いて、中国のボーヤン・ジンとアメリカのジェイソン・ブラウンが、ブライアン・オーサーのクリケット・チームに移籍した。ボーヤン・ジンはおそらく表現力を伸ばすことが主目的で、一方でジェイソン・ブラウンはジャンプの強化が一番の目的だろうか。

 さらに、驚いたのは、クリケット・チームのカザフスタンのエリザベート・ツルシンバエワがロシアのエテリ・トゥットベリーゼコーチのもとに「帰ることにした」というニュースだ。ツルシンバエワはロシアで生まれたから自然なことだし、体型的にエテリ組の選手たちと似通ったところがある。才能があってどこまでも伸びていきそうだったが、伸び悩んで、オーサーコーチのもとではかばかしい結果を出せなかったのだから、練習拠点の変更はいいことなのだと思う。

 メドベジェワもボーヤンもジェイソンもツルシンバエワも、もともと特別な高い才能を持った選手だが、思うような結果を得られなかった(メドベジェワはザギトワに金メダルを取られてしまったということ意外は、世界のトップなのだが、それでも、思うような結果が出せなかったことはメドベジェワにとっては大きすぎるほどの挫折だっただろうと思われる)。4人とも、コーチを変更することで、さらに飛躍出来るかもしれないという期待を持てる。

 DVDの整理がてら、前の演技を見ていたら、メドヴェジェワのエキシビションが単純にきれいだった。印象的な動きもある。2016年、16歳で世界選手権で初優勝したときのものだ。「ユーレイズミーアップ」(ケルティックウーマン)。



3:08 いろいろ個性的な小さな動きがあるが、これが…
3:24 カナダに行っても振付けにこの動きは入れるだろうか
3:30 メドヴェジェワのスピン
3:54 今シーズンもがんばれ!

 そして、ボーヤン・ジンといえば、2016年の世界選手権で3位になった。そのときのエキシビションは謎だった…。久しぶりに見てみよう。ハドソン・モホーク「chimes」。




1:41 氷上においたボールを拾ってから、踊る
1:59 ボールを客席へ投げる
2:56 高速スピンも
うむむ…、エレクトロニック音楽?オンラインゲーム?と、ボーヤン、どんな世界観なのかわかるような、わからないような。まあ、いいか。

 そして、2016年世界選手権ではジェイソン・ブラウンは7位だった。動画は2015年のスケートアメリカのショートだ。


 すでにこの時点で表現は群を抜いていると思う。これだけ丹念な動きをしたら、ジャンプを跳ぶことが大変なのではと単純に思ってしまうが、両立するために、ジェイソンはこれからカナダで練習をするのだ。がんばれ!4:57のような、ロヒーン・ワード、ジェイソン・ブラウン、コリー・エイドコーチの3人の姿をキスアンドクライで見られないのだろうか? それは寂しい! ロヒーン・ワードの振付けでないのも、寂しい!


 そして、ツルシンバエワも2016年世界選手権に出場している。メドヴェジェワと同じ16歳で、メドヴェジェワと同じ年だ。12位だったが、このころから、スケートファンには知られていたと思う。2015年のスケートカナダでのフリー「愛のイエントル」。


 子供のような小さな体でスピードに乗ってジャンプをとぶ様子はロシアのジュニア選手に通じるものがある。ツルシンバエワはメドベジェワのコーチだったセルゲイ・デュダコフに師事していたようだ。押しの強いお母さんが、ツルシンバエワの才能をさらに大きく開花させるために決断したのだろうか。エテリコーチの元で、すごいジャンプをマスターして世界を驚かせるかもしれない。

ウィンタースポーツ

つぶやき




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Commented by Disney 鴨 at 2018-06-09 21:26 x
こんばんは。お久しぶりです。
ツルシンちゃんが、オーサー教室を出て行き、古巣に戻ったのには、びっくりポンでしたね。それにしても、今回は、いつにもまして、コーチ変更した選手が多かったように思います。ツルシンちゃんは、エテリ教室に戻ったことで、来シーズンは、タノジャンプが増えるような気がします。また、メドベちゃんは、オーサー教室に来たことで、3Lzを、誰が見ても、エッジエラーなしで飛べるようになることを期待しています。
ところで、さとこさんには先刻ご承知だと思いますが、変更と言えば、ISU総会で、色々とルール変更がありましたよね。FSで、男子のジャンプ数が7に減らされたことで、2回飛べる4回転が1種類になったものの、来シーズン、後ろ向きの4回転を全種類持つ、ネイサン選手の1番簡単なファーストジャンプが3Aという、新たなるネイサン事件が起きそうです。
Commented by mo8_a29 at 2018-06-09 23:03
こんばんは。 しかし~オーサーコーチに変更する選手の多いことにはびっくり・・・
また そんな オーサーコーチの元を離れる選手もいたとは・・・それも驚きました。
ジェイソン選手もかなりの多い切った決断。ジャンプのことについて思うところがあったのでしょうか。彼はかなり運動能力がある選手だから素直に練習していけばまた変わりそうな気がします。
Commented by tarukosatoko at 2018-06-10 10:27
> Disney 鴨さん、びっくりポンなことが多かったです。そういえば…、ツルシンちゃんはタノジャンプを大量に実施していた時期がありましたね。そこを強化しようと、押しの強いお母様が考えたかもしれません。エテリ組のトルソワの4回転ジャンプを組み込んだ最強プログラムを見て、押しの強いお母様が「ツルシンの進むべき道は、エテリの元にある」と思ったのではと、わたしは、推測しています。思いつきですが…。というのは、わたしがトルソワのプログラムを見たときに、ツルシンバエワもできるんじゃないかとすごく思ったんです。年齢的になものはあるとはいえ。
メドベちゃんの3Lzはしばしば言われていましたが、誰も文句がない3Lzをオーサー教室は提供できるでしょうか。そのあたりも見所でしょうね。確かにどう見てもオーケーなLzというものがありますからね。
ネイサンのジャンプ構成ですが、4Lz3T、4F、4Lo、4S、4T3T、4Lz、3A1Lo3Sという感じですかね???ずっとではないにせよ、一度は4回転全種類と3Aのみのフリーを滑って、記録に残してほしいと説に願います!いつでもどの試合でもいいので、ネイサン事件を。
Commented by tarukosatoko at 2018-06-10 10:33
> mo8_a29さんツルシンバエワはもっと結果が出るのではと期待していましたから、コーチ変更は正解だと思いますが、冷静に考えるに、すごいジュニアが大量にいるチームに入ることは、それはそれで厳しいものでしょうね。でも、身につけたオーサーのメソッドが役に立つかもしれませんね。
ジェイソンがオーサーにというのは、よくよくのことだったのでしょうね。考えたらオープンな性格のジェイソンが守られたクリケットクラブという環境ですくすく伸びるということは自然なことのようにも思えます。4回転ジャンプをマスターすれば、間違いなく、ジェイソンは最強になりますね。
by tarukosatoko | 2018-06-07 23:32 | フィギュアスケート | Comments(4)

本をペラペラ読むのが一番の幸せ。フィギュアスケートや映画、生活雑記もあり。


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