
最近、本を読んでも、書いておきたいような本に出会わない。つまらなかったわけではないが、「おもしろかったなあ」で終わる本が多い。そんな中で、この本は、ちょっと一生懸命読んだ。
アメリカ海軍特殊部隊の隊長だったカークは突然軍を追放される。その裏には、米露両国が進める陰謀があった。冷戦時代の負の遺産である放射性廃棄物を極秘裏に他国の砂漠に処理しようというのだ。一方でアメリカでは謎の放射線由来の病気が多発し、その病気になった人たちは同じ地下鉄の通路を通るという条件があった。見えない放射能への恐怖と戦う人たちの姿をアクションたっぷりに描き出している。主人公たちが危険なものから逃れて、写真をとりながら、決して撃ち落とされない不死身の小型セスナ機でぶんぶん飛び回る小説だ。
こわかったのは、地下鉄の壁にしかけられた放射性物質だ。カークの因縁の敵であるロシアの軍人だった人が、ものすごい強い放射線を出す放射性物質を地下鉄の通路の壁に埋め込んで、そこを通る人たちをじわじわと病気にすることで、アメリカに仕返しをしたのだ。
ありきたりな話と言えばそうだなのだが、今となってはリアルさが勝ってしまい、冒険小説として楽しむだけではないのが現代的だ…。
2005年ごろに文庫本になっていて、作者は〝冒険小説の新星〟と期待されていたようだが、この作者の和訳本は他には見つけられなかった。
ところで、重要な登場人物にアクセルという名前の人が出てくる。アクセルジャンプをはじめにとんだ人は、ノルウェーのアクセル・パウンゼンだ。1882年のことだった。そのことから、名前をとってアクセルジャンプになったそうだが、フィギュアスケート以外ではじめて「アクセル」という人の名前に接した。そんな名前があるのかなと疑問だったが、確かにあるのだった。
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