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ロステレコム杯2019 宇野昌磨FS まさかの4回転スルー、最後で「One more jamp」の4回転、転倒、そして晴れ渡った笑顔


 緊張のロステレコム杯、フリーはロシア人の3人が表彰台を独占するという珍しい結果となった。しかし、まず書いておきたいのは日本の宇野昌磨のフリーだ。

4S 転倒
4T2Tの予定だったが、「転倒で靴の中で足がずれたため」考えているうちにスルーしてしまうことに
3Lo
フライングキャメルスピン レベル4
4T
3S3T 
3A1Eu3F Fが回転不足に
ステップシークエンス レベル3
フライング足換えコンビネーションスピン レベル4
コレオシークエンス
4T 単独ジャンプの繰り返し(REP)なので0.7倍 さらに、アンダーローテーションなので0.8倍 そして後半のジャンプなので1.1倍 GOEでごっそりと減点されるが2点残る
足換えコンビネーションスピン レベル4

 冒頭のサルコウで激しく転倒し、二つ目の4回転に入りかけてジャンプしなかったときは驚いた。ジャンプをまったくスルーしてしまうという最近では記憶にない事態が起こったことに恐れおののいていたが、そこで崩れることなく、後の部分をこなし、最後のコレオとスピンの間で4回転をとぶという荒技に出た時にはさらに驚いた。リンクサイドからランビエールコーチが「One more Jamp」と声をかけていたそうだ。

 演技が終わると、宇野昌磨はホッとした明るい顔でリンクサイドにいるランビエールコーチや日本の関係者のほうを見た。そこには笑顔で拍手するあたたかいランビエールコーチとあたたかい笑顔の日本の関係者の人たちがいた。あそこまであたたかい人たちを見るのも珍しい気がする。ああ、共感してくれるコーチがいるという幸せ…。テレビの解説の人も「宇野昌磨は明るいです」と言っていて、試合で選手が「明るいです」という解説も珍しい。

 この、ジャンプの複雑な入れ替え。数年前くらいは宇野昌磨はこのように、演技中にジャンプ構成を変えてみるという挑戦的なことをしていたように記憶する。ここでこのジャンプを!という無茶なところもあったが、演技後半に「ここで入れてきました!」と解説者が驚きの声をあげていたことを思い出した。素敵だ!

 演技後のインタビューも、生の声がばんばん出てきて、伝説に聞くかつての長嶋茂雄の別バージョンのような存在感を感じた。この数年、演技とインタビューで、宇野昌磨を応援する気持ちが急激な右肩上がりでぐいぐいと上がっていく。さあ!宇野昌磨の写真がパッケージについているチョコレートをさっそく買いに行こう。

 しかし、本調子ではないジャンプへの不安は拭えないことも事実だ。日本へ帰国してすぐにスイスに「帰って」(と、わたしが読んだ記事では宇野昌磨は言ったようだ)ランビエールのもとで練習して、全日本選手権に臨むということだ。


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by tarukosatoko | 2019-11-17 10:55 | フィギュアスケート | Comments(0)

本をペラペラ読むのが一番の幸せ。フィギュアスケートや映画、生活雑記もあり。


by さとこ タルコフスカヤ
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