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ぺらぺらうかうか堂(フィギュアスケート&本&タイドラマ等&雑記)


本をぺらぺら読むのが一番の幸せ。フィギュアスケートやタイ・中国などのアジアドラア、生活雑記もあり。
by さとこ タルコフスカヤ
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全日本選手権2019 静かでありながら底抜けに明るかった宇野昌磨 4連覇 珠玉のショートとフリー


「昌磨君、優勝、おめでとう、よかったね (クリスマスのスタンプ)」
「(クリスマスのスタンプ) 昌磨君、よかったね~ (クリスマスのスタンプ)」
「メリークリスマス! 宇野昌磨、よかったね、見たよ(クリスマスのスタンプ)×2」

 などなど、友人・知人がメリークリスマスと合体させた「昌磨君が優勝して良かったね」というラインをくださる。ああ、うれしい…。本当にうれしい…。


全日本選手権2019 静かでありながら底抜けに明るかった宇野昌磨 4連覇 珠玉のショートとフリー_e0337786_18441331.jpg

 わたしは返事に、チョコレートを買ってあつめた8種類のブロマイドを並べた写真に「ありがとう、うれしかったよ~」と返事した。ややこしい写真を送ってしまったので、写真を集めた経緯を説明するのに、手間取った。中には「50個くらいチョコレートを買ったの?」と聞く人もいて、「10個でした」と答えると、驚いていた。



 とうとう、宇野昌磨が全日本4連覇を達成した。ショート、フリーともに、とても似合って気合いが入っていてセンスもいい、新しい衣装で登場した。表情が底抜けに明るく、きらきらしている。演技もすがすがしいものだった。きれいだった。上品で透明な輝きがあった。宇野昌磨にしか出せない世界だった。フリーの演技後、羽生選手がノーミスだったら2位だなと思っていたら、羽生選手が何があったのか、意外にも見る見るうちに演技が乱れて、宇野昌磨が優勝した。

 こんな形とはいえ、ずっと願っていた優勝だったので、晴れやかな気持ちになった。

 これから4大陸、世界選手権と、プログラム完成に向けて、スイスで練習をするのだと思うと、こちらもわくわくする。生きたアートのようなランビエールコーチとともに、料理上手でスイーツも作れるデニス・バシリエフスや、超絶にかわいい(と夫がいっていた…)島田選手も一緒だ。この二人も、ジュニアのころから表現派で踊れる選手だった。そんな人たちが集まったらどんなことになるのだろうか!

 来年が来るのが楽しみでならない。気が早いが、来年夏のTHE ICEも楽しみすぎる。でも、まずは4大陸、世界選手権での演技が深化し完成していくのを見届けたい。

 リンクへの投げ込みがなかったのは、たいへんいいのではないかと思った。こんなにストレスがないものかと予想外だった。そもそも競技の場であるリンクにまだほかの選手が滑るにもかかわらずスケートと関係がないものを投げ込むということ自体、自分でも意外だが、野蛮なことのように感じた。リンクのクリアーさが損なわれるので、ありえへん…と、極端だが、思った。ラッピングした花もだ。拍手とバナーでいいのではないか。


 男子は、高橋大輔の演技が忘れがたい。ああ、高橋大輔だな…と、この演技を忘れることはないだろう。万感胸に迫る演技だった。状態が良ければもっと出来るのでそこがかすかに残念に思ったが、でも、これが高橋大輔の最後の演技なのだと、じんわりと涙が出た。キスクラでの大ちゃんコールはコバヒロさんたちのものだったのだそうだ。あのあたたかい空気。一人で滑る高橋大輔とはこれでお別れなのか…。
ラインをくれた人たちも、最後は「高橋大輔には泣いた」と書いていた。




 ところで、宇野昌磨が優勝したので、後で見た「M-1グランプリ」も、応援している〝かまいたち〟が優勝できるのではと期待したのだが、また、新しく出てきた漫才コンビに優勝をさらわれてしまった…。何年も積み重ねてきたコンビが、新しく世に出てきたコンビにあっさりと優勝をさらわれてしまうのはフィギュアスケートと似たところがある。競技時間が4分(決勝が4分、1回戦は2分、2・3回戦は3分)なのも似ている。全日本選手権とM-1グランプリが同じ日にあるのはきつい…。





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by tarukosatoko | 2019-12-23 22:52 | フィギュアスケート | Comments(8)
Commented by pintaro23 at 2019-12-24 11:55
昌磨君の優勝&4連覇、本当に良かった(^.^)/~~~
SPはノーミスでジャンプ着氷も安定し、盤石でした。拳を大きく振り下ろし、ぴょんと跳んでお手振り、あんなに喜びを表す彼を見たのは初めてです。
涙のフランス杯から短期で戻し、それ位嬉しかったのですね。
インタビューに「美穂子コーチのように自分のことを想って指導してくれるコーチに出会えるだろうか?と思っていたがランビ氏に出会えて本当に感謝している。」というような事を語っていましたね。苦しい時期を乗り越え、大きなクリスマスプレゼントを貰いましたね。

羽生の信じられないくらいのFS連続ミスは初めて観ました。いつもですが目の下にクマができ、顔色もさえませんでした。
GPSからファイナルと連戦で疲れがたまっているとはいえ、これまで昌磨君はそれをこなして台乗りしてきました。

演技後の投げ込み禁止、良かったと思います。
できれば、この試合で引退する選手や素晴らしい演技をした選手にはプレゼントボックスでなく、投げ込みの花やぬいぐるみをあげたいですが、あのプーの大量投げ込みには大反対です。
これまでも腹立たしく苦々しく感じていました。
フラワーガールが必死でかき集めるのでリンクがガリガリに傷つき、包装していないプーの毛が落ちたり、次の滑走者にも投げられるプーが当たったり・・・
リンクの何分の一かがあかないのでジャンプの軌道確認ができず、大迷惑で不平等です。
選手皆がネイサンのように強靭なメンタルではありませんからね。

「ショーマのコスチュームをネイサンにあげて」・・・の記事、私も読んで笑ってしまいました。
でもネイサンは、あの練習着のようなのが動き易くてお気に入りのようで、お母さんと生地を買いに行ったそうです。
観光バスの座席のような柄とか、お節料理の岩石卵のようだとツイッターで見ました(笑)
スピンやバタフライの時めくれてお腹が丸見えなので、せめてボディスーツ風に下で止めるようなデザインにすれば良いのにといつも思います。
昌磨君のコスチュームはおそらくお母様がついて決めているのではないかと思います。センスが良いですね。
彼は動き易く、ピンクやフリル以外ならなんでもOKで傍で見ているだけとデザイナーの伊藤さんが書かれていました。
美穂子コーチとお母様が話し合って決められると書かれていました。
Sabio


Commented by ちゃんちゃん at 2019-12-24 12:20 x
 宇野君、良かったですね~
 結果より何より、笑顔が戻って本当に良かったです。
 四大陸とワールドも楽しみになりましたね。

 高橋選手、『大ちゃん』コールは目頭が熱くなりました。

 リンクへの投げ込みが無いのは思った以上に良いですね。
 観客の気持ちは拍手とスタオベで十分伝わりますし。
 できればフラワーガール達の為に、入場時のエスコートキッズとか、何か夢の有る仕事をさせてあげて欲しいなとは思いましたが。

 僕の全日本は無事にPB更新。(3時間52分)
 なんとか勝利といったところでしょうか?(笑)
Commented by yoripo at 2019-12-24 22:51 x
さとこさま、メリークリスマス!です

今シーズンはジュニアグランプリスリーズから盛り上がっていたので、グランプリファイナルの頃には熱が冷めかかっていて、全日本選手権では坂本香織ちゃんは調子悪そうだし、友野くんもSPでミスしてしまって、もう観るのやめようかと思うくらい落ち込んでしまいました...。(代わりに昨シーズンのアイスダンスを観ていました!)

しかし昌磨くんは復活して優勝し、友野君もFPで完璧な演技をして、私のフィギュア熱も復活しました!
昌磨くんのSPのステップ・シークエンス前の「不敵な笑み」はよかったですね~。あれは演技では出せない表情ですよね~。
友野君のFPはよかったのですが、ステップ・シークエンスの「ローーークサヌッ!」でピタッと止まるポーズのところが上半身しか映らなかったんですよ(怒)

高橋大輔の演技は半分は見たくなかったのが正直なところですが、もっといい演技をしていたらシングル引退が惜しくなってしまうので、半分はよかったのかなと思っています。
kiss&cryで歌子先生にお花を渡す光景がよかったです。
大西コーチが山田選手に桜を渡すところも。山田選手が西日本選手権で全日本選手権出場が決まった場面では、大西コーチも号泣していたんですよ。
(町田選手のコーチをしていた頃の姿からは想像できないです)

コーチと選手は親子のような、分身のような、とっても大切な存在ですね。
宇野選手はいいコーチが見つかって、本当に良かったですね!



Commented by tarukosatoko at 2019-12-27 13:08
> pintaro23さん
毎年、優勝したもののもやもやが少し残ったものですが、今年は良かったです。
昌磨君のエキシビションもきれいでしたね~。シャツの深い鮮やかな赤が、目がくらむくらいにきれいでした。きれい系のエキシビションが特に好きなほうではないのですが、昌磨君が滑ると見応えが出てくるのですね。

インタビューへの受け答えも誰に対しても正直で誠実でした。いったいどのように育てたら、このような素晴らしい人間に育つのだろうかと、昌磨君のご両親に興味がわいてきましたよ。

コスチュームが例外なくきれいなのは、お母様や美穂子選手のセンスに加えて、布地とか染色の具合とかスワロフスキーの質などがすべて上質なのじゃないだろうかと思ったりします。あのような色合いの美しさはどこにでもあるものではなくて、なかなか入手しにくいように思われますが、もちろんその中から選び出すセンスも大きいです。

投げ込みが禁止になった全日本ですが、最悪な「アンフェアジャッジ」バナーもなく、大きなトラブルもなかったようで、良かったです。大ちゃんファンという、フィギュア観戦においての経験値が高い先輩ファンの存在が会場の雰囲気をあたたかいものにしていたことも大きいですね。こういう姿を見て、いいなと思うことで、ファンも応援を続けながら洗練されていくのだなと思いました。

4大陸選手権も、投げ込みは禁止になったということです。プレゼントや手紙も受け付けないという徹底ぶりです(わたしが読んだ情報では)。これで後の選手が不利益を被ることもなくなりそうです。おっしゃるように、コーチが抗議できるだけの力を持ち、自らもコントロールできるのはネイサンだからなのでしょうね。次に滑走する選手にぬいぐるみが直撃しそうなところとか見ましたが、ひどすぎました。ぬいぐるみは本当に嫌だったなあといまさらながら、思いました。出場する選手にとっては、自力でつかんだ大事な試合なのだから、全員が尊重されてあたりまえなのです。世界選手権もそれでもいいなと思います。

ネイサンもお母様と衣装を選んでおられるのですね。形はシンプルにしたいから、柄でゴージャスにということでしょうか。ファイナルの黄色い衣装は大事なイニシャルがデザイナー自らの手で縫い付けられたそうですが、リンク上では効果が感じられないような。
かえすがえすも、だったん人の踊りや、海賊の衣装がなつかしいです。お
Commented by tarukosatoko at 2019-12-27 13:22
> ちゃんちゃんさん
おおお~、ちゃんちゃんさんの全日本、4時間以下で完走! おめでとうございます!
すごいですね。すごいですね。すごいです。
こちら、少し前に風邪をひいて元気が特にないので、マラソンをしているなんて、まぶしすぎます(^^)/~~~
ぬくぬくとパソコンを見ている自分が、体力的にまずいんじゃないかと思えてきます。
そういう意味でも…、コメントありがとうございます。

フラワーガールの仕事がなくなったので、エスコートキッズにするとか、いいですね。
思うんですけど、選手がリンクに出て行くときと、演技後に帰ってくるときの、戸を開け閉めする人いますよね、あの仕事最高ですね。あの、簡単そうで、でも、特権的な仕事はどうやって決めるのでしょうか。あの人たちの横に、一人ずつ交代で立たせてもらうとか。

会場のスタオベはいいものでした。異様に無反応の人が目立つということもなく、全体としてはいい感じだったかなと思いました。4大陸も投げ込みはなしになったようで、少しは安心して見られます。
Commented by tarukosatoko at 2019-12-27 14:02
> yoripoさん

昨シーズンのアイスダンスをみておられたとのこと…、おおお、そうでしたか、そうでしたか(^^)/ 
わたしは趣を変えて…、このごろ、木戸章之さんや宮本賢二さんのアイスダンスとか、イリニフ&ジガンシンやシニチナ&カツラポフのアイスダンスを見ていました。佐藤操さんもアイスダンスだったんですね。小塚崇彦さんのお母様もアイスダンスだったんですね。

今シーズンは、おもしろいと思っていましたが、非常におもしろくない部分もあるシーズンでした。わたしなども大会のテレビ録画をざっと見て消してしまうようなこともありました。なぜだか例年になくテンションが落ちているときがありました。どの選手もミスがとても多いというのもあるかもしれないし、すごい個性というのがないからかもしれません。もしかしたら若い選手の新しい波がやってくる直前の雰囲気なのかもしれません。
そんな中で、全日本の昌磨君の演技は、とてもうれしいものでした。あんなふうに、楽しんでスケートをしている選手、なかなかいないですね。コーチがランビエールって、ね~~~~。

友野君の演技はあまり良くなることがなく繰り返されて、全日本では表彰台にと私も思っていましたが、ショートが残念でした。フリーでやっと完璧な演技を見せました。難しすぎる振り付けなのかと何度も思いました。以前のように、さらっとスピードを出して滑りきるというプログラムなら、もっとうまくいったのかとも思いました。来シーズンはどんなプログラムで来るのか、二つとも持ち越しで、完成するところを見たいなあと思います。ロクサーヌはかっこいいですからね!

高橋大輔はエキシビションでもフェニックスを滑り、そちらのほうが、だいぶん良かったですね。秋に足の怪我をしてたいへんだったのだろうけれど、よくぞ全日本に出てくれました。長光コーチへの花束、白が基調で、かわいらしい花束でしたね。コーチの少しだけ見えていた赤いストールの赤がとてもあたたかい赤でしたね。
来年はアイスダンス、未知のものだから、ああかなこうかな…と想像するばかりです。

大西コーチが号泣していたとは、知らなかったです。
こんな深い思いで指導してくれるコーチについた選手は幸せですね。
そして、指導された選手がまた、そんなコーチに育っていくんですね。
町田さんのいうところの「継ぐ者」ですね…。

Commented by ちゃんちゃん at 2019-12-27 15:22 x
 ありがとうございます。

 30km以降はいつも通り歩きましたが、なんとかPB更新は死守しました。
 真央ちゃんのような、けして歩かないようなアスリート根性を持ちたいところですが、そればかりはなんとも・・・ という感じです(涙)

 あの扉の係の人、僕もいつも良いな~ と思っていました。
 だって、全選手を間近で見れますし、コーチとの抱擁シーンとかも特等席ですものね~
Commented by tarukosatoko at 2019-12-28 21:00
> ちゃんちゃんさん
真央ちゃんのようなけして歩かないようなアスリート根性…、わたしも持ちたいですが、臨機応変に、歩いた方がいいときは歩くという方針でしょうか(^^)/

あの扉の人がこの世で一番最高の特等席だと思われます。1日でいいから、あの仕事がしたいです!
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