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4大陸選手権2020 ハン・ヤンの滑りの美しさ…&トリプルアクセルの飛距離は4.06メートル!


 4大陸選手権男子フリーの録画を早送りしても早送りしても、中国のハン・ヤンが出てこなかった。漫画風に言うなら「ムキッ😠」となったが、パソコンで動画をやっと見ることができた。かっこよかった。お酒で言うならヘネシーVSOPみたいな芳醇な上品な魅惑的な滑りだった。

(長い余談になるが…、コロナウイルスで下船できない人たちが家族にあてて書き出した送ってほしいものリストの中に「ヘネシー」という文字があったように見えた。ヘネシーを飲んだら少しは慰められるのだろうと思った。もうそんな高級酒のことはすっかり忘れていた。ハン・ヤンの演技を見たら、たまにはおいしいブランデーみたいなものが飲みたいと急に思ったり…。
 近くの病院の張り紙を見ると、コロナウイルスに感染しているか調べる対象は、症状がある人で武漢から帰った人や武漢から来た人と濃厚接触があった人に限られるということだ。武漢の人がかかわっていなくても感染することはあるだろうと思う。調べる範囲が狭すぎるから、もしかしたら、普通に感染は広がっているのかも、とか、怖くないっていっているが、もしかしたら、怖いのかも…とか、あれこれ考えるが、わからないままだ。
 いつになったら薬局にマスクが常備されるようになるのだろう。いつまで人はマスクをするのだろう。化粧品店では口紅の売り上げが落ちるのだろうか。外食産業はどうなるだろうか。もしかしたら、日本人はなんでも慣れてしまうから、なかったかのようにふるまう日も近いかもしれないが、今回ばかりは違うかもしれない…)

 フリーの「ラ・ラ・ランド」は佐藤有香&カート・ブラウニングの振り付けだ。ハン・ヤンの最高の滑りを引き出す最良の振付師陣だと思う。シンプルな黒い衣装で、ポケットに手を入れて、リラックスして滑る感じ、余分なものは何もない。すごいスピードだがすべての動きがコントロールされている。とてもおしゃれだった。

 うれしかったのは、ハン・ヤンのトリプルアクセルの飛距離がわかったことだ。4.06メートルで大会で一番の飛距離だった。ちなみに、最高速度では同じく中国のボーヤン・ジンが時速30キロメートルを超えた。
 






 

  ところで、ハン・ヤンのシニアデビューは今から7年前、2013年の4大陸選手権だった。


 ショートのこの演技に一気に魅了された。今、見返してから、2020年の演技を見ると、なんと上手になったことかと思う。たくさんの怪我や衝突事故や、(思い違いかもしれないが)キャラと食い違った振り付けなど、もろもろ、その苦労の中からよくぞ帰ってきた ものだと感動する。

 もっと見てしまおう。昨年のグランプリシリーズ中国大会のショート。映画『トワイライト』より。振り付けはローリー・ニコル。


 まだ23歳だ。体を大切にして、世界選手権もがんばれ!ボーヤン・ジンも。









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Commented by mo8_a29 at 2020-02-11 22:39
こんばんは!
ハン・ヤン 23歳なんですよね。昔からいる感じで分からなかったけれど まだ戦える!それにtarukosatokoさんが言うように”ヘネシー”のような最高級な滑りとか技術を持った選手ですよね。今回、鍵山くんが素直に感じてくれたみたいだけれどシニアのすごさを端的に表してくれているハン・ヤンは一流もいいところですよ~~!!!
Commented by yoripo at 2020-02-11 22:41
佐藤有香&カート・ブラウニング振り付けの「ラ・ラ・ランド」、素敵ですよね~。
今までのハン・ヤンはどちらかというと力強いジャンプだけの印象しかなく、プログラムとしては「やらされ感」や「無理している感」が否めませんでした。
「ラ・ラ・ランド」の優しく静かな音楽が、大人になったハン・ヤンにピッタリ合っていました。普段着衣装も似合っていますよね~。

4回転ジャンプやそのほか難しい技や凝ったつなぎなどはやっていない、むしろゆっくりとした静かな動きなのですが、退屈せずあっという間に4分間が過ぎてしまいます。
無理している感が全くありません。
深夜2時くらいにバーでウイスキーを飲んでいるイメージの気だるさを感じさせる演技でした!
(ジェイソン・ブラウンとはまた違ったタイプの「暗・陰・憂」を表現しています!)

演技前のフェンスに手をかけて顔を下に向けて意識を集中しているところも、演技が終わった直後静かにため息をつくところも演技の一部のようになっていて素敵でした。
世界選手権も楽しみです!

Commented by tarukosatoko at 2020-02-13 09:31
> mo8_a29さん
もう26歳くらいかなと思っていたのですが、まだ23歳です。そういえば、16歳ごろにも、「本当の年は19歳くらいでは…」などと考える人がいたような。前から大人っぽかったことも思い出しました。ジュニア世界選手権で優勝したときの「チゴイネルワイゼン」が素敵で何回も見て、作曲者のサラサーテまで好きになりました。
ほんと、鍵山くんはいいところを見ていて、発言してくれますね~。世界選手権でも、スケートの圧倒的な美しさを、世界の人に見せつけてほしいです~!
Commented by tarukosatoko at 2020-02-13 09:45
> yoripoさん
「ラ・ラ・ランド」の映画を見ていないので、見たくなりました。
ハン・ヤンはジュニアのあたりはむしろ表現力があって、動きの中に風情があるような選手だったのですが、シニアにあがってからのローリー・ニコルの振り付けがへんにコミカルで、ハン・ヤンにあっていなかったのが今でも残念で。それに飛距離がすごいジャンプをとぶので、肩とかの怪我が長引いたりしていたようでした。
ご本人はどちらかというとコミカルな人だったようです。そして、リラックマが好きで自室をリラックマでまとめている少年という印象でした。でも、演技はむしろ静かなものが似合うんですね。佐藤有香さん、そして本物のレジェンドのカート・ブラウニングの振り付け、お二人のハン・ヤンへの思い入れも感じられます。

「演技前のフェンスに手をかけて顔を下に向けて意識を集中しているところも、演技が終わった直後静かにため息をつくところも演技の一部のようになっていて素敵でした」と書かれているように、ほんと、素敵でした。コメントをいただいて、たぶん、ジュニアのころから、演技前と演技後もかっこいい選手だったなと、今思い出しました。

ジェイソン・ブラウンもすごかったですね。もう、映画『シンドラーのリスト』の主演俳優のような。映像が効果的に編集されて、背景がぼかされて主人公を際立たせているのかと思うくらいな存在感でした。

もう、順位は関係なく、素晴らしい演技を「素晴らしい選手がいるんだよ!」といろんな人にいいたいような気持ちになりました。
by tarukosatoko | 2020-02-11 21:13 | フィギュアスケート | Comments(4)

本をぺらぺら読むのが一番の幸せ。フィギュアスケートやタイ・中国などのアジアドラア、生活雑記もあり。


by さとこ タルコフスカヤ