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ぺらぺらうかうか堂(フィギュアスケート&本&タイドラマ等&雑記)


本をぺらぺら読むのが一番の幸せ。フィギュアスケートやタイ・中国などのアジアドラア、生活雑記もあり。
by さとこ タルコフスカヤ
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アデリナ・ソトニコワが引退 好きなプログラムがたくさんあった! & 町田樹2012年、侍の「アランフェス協奏曲」


アデリナ・ソトニコワが引退 好きなプログラムがたくさんあった! & 町田樹2012年、侍の「アランフェス協奏曲」_e0337786_16040405.jpeg
 アデリナ・ソトニコワがとうとう引退してしまった。想像していた以上に体の具合が悪かったようだ。手術をしてもうまくいかず、苦しんだことを知った。がんばったのだなと、しんみりした思いがこみ上げてくる。

 今のロシア女子は、エテリ組が中心なので似通った動きの選手が多いのだが、ソトニコワは、他の選手と似通ったところがない(と思う)。意志を持ったように独立して動いているようなゴージャスな足が好きだし、飾らない素の表情も好きだし、 動きのはしばしに現れる、ソトニコワ独特のリズムが好きだ。ずっとうまくいかなかったのは、怪我の影響が長引いていたのだ。あんなに独創的な滑りができるのに無念でしかたない。もっとたくさんの名演ができただろうと悔やまれるが、ソトニコワのこれからが輝かしい幸福なものであるようにと祈っている!

 ソトニコワの動きがとにかく好きだった。プログラムも深い物語を持つものが多くて、また見たいと思うものがたくさんある。

 ソチシーズンのエキシビション、「オブリビオン」「ブラックスワン」は、好きで好きでたまらない!ソチの競技プログラム「カルメン」「ロンドカプリチオーソ」も何度見ただろう。ソチの本番でのソトニコワには珍しい笑顔の滑りを見ると自分まで幸福な気持ちになる。その前年の「スペイン奇想曲」「バーレスク」もかっこよかった。タチアナ・タラソワの振付けで、探して、これから見たい。その前年の「ボレロ」「愛の夢」は衣装も含めてものすごく好きだ!ソチの次の年のララ・ファビアンの「Je suis maladeも情念の歌で、これがまた似合っていた。

 タチアナ・タラソワの愛弟子で、ソチで金メダルを取ったことで、期待に応えられて良かったと思った。

 浅田真央が現役復帰した国別対抗戦で、演技をしてリンクから帰ってきた真央さんを祝福してハグしたソトニコワの姿を思い出すと涙が出る。THE ICEで見た「ブラックスワン」は、過去もこれからも、わたしの中では世界一の黒鳥だ。偽物ではない、本物の黒鳥だった。

 2012年グランプリシリーズ・アメリカ大会のフリー「バーレスク」。(全体で3位だった。優勝したのはアシュリー・ワグナーで2位はクリスティーナ・ガオ。ちなみに男子は小塚崇彦が優勝で、羽生結弦2位、3位はあの、町田樹だった!)



 滑っている間中、見ていてしっくりくるというのか、動きが独特なのだとしか、言葉が見つからない。

( せっかくなので、2012年の町田樹も見たい。探していたら、脱線するが…、その前のシーズンのエキシビションがあったので、それを見てしまいたい(わくわく…)。「アランフェス協奏曲」(振付けは萩山華乃)。




 めちゃくちゃに元気で、創作を楽しむ町田樹だ!きれいな背中、余韻を残す動き、素敵だ! )


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by tarukosatoko | 2020-03-10 22:47 | フィギュアスケート | Comments(4)
Commented by yoripo at 2020-03-13 20:44 x
ソトニコワはちゃんと観た(録画してある)演技はソチのSPしかないのですが、好きな選手でした。
痩せた体型の痛々しさや寒々しい暗さがなく、いい意味でロシアらしからぬ健康的なはつらつさがありました。
かといって明るく元気の一辺倒ではなく、色っぽさや情熱的な表現もできていました。

もっと前に引退してもおかしくなかったのに、よく頑張りましたね...。
国別対抗戦で休養明けの真央さんの演技後にハグしに行った場面は本当に喜んでいていい光景でした。
そしてハグと言えば、宇野選手はまだ慣れていなかったのと真央さんが畏れ多っかたのかすこし離れて(浮かせて)ハグしていたのも微笑ましかったです(^^♪

選手の引退や世界選手権の中止は残念ですが、今までの演技の振り返りで十分楽しめます!
HDDに溜まっている録画の整理をしようと思います。
Commented by tarukosatoko at 2020-03-14 20:32
> yoripoさん
国別対抗戦でのこと、なつかしいですね~
宇野選手が恥ずかしそうにハグしていたことを思い出しました。
あのころまでは宇野選手は声も小さくて、松岡修造さんが「大きい声で」とか言っていました。それが今では、立派になりましたね~、うれしいことです。

ソトニコワは、わたしの感じなんですが、足の動きに特徴があったという印象で、足にしっかりと力がある感じが、真央さんや紀平梨花と同じ足だったんです。本当に、ノーミスの演技が少なかったように思います。思えば、体の不具合がたくさんあったのでしょうね。妹の病気治療の費用がたくさんいるので、仕事のようにスケートをしているという記事を読んだことがありました。スケートをする動機の切実さがあったんです。
前はダンス選手権のようなもので活躍していました。今はエフゲニー・プルシェンコのアイスショーに出演したりしているようです。
Commented by 荒川さんファン at 2022-02-19 12:19 x
やはり、若さ溢れるソチの演技が印象に残っています(リプニツカヤ選手が素行への賛否両論などで注目を集め、プレッシャーが薄まったのもラッキーでした)
欧州フィギュア界の大御所・カタリナ・ビットさんに、「金メダルを受けるべきは金妍児かコストナー。採点に怒りを感じる」と厳しく批判されたのはちょっと可哀想でしたが‥‥

フリーのジャンプにはっきり分かるミスがあったのは事実ですし、プログラムの流れは確かにあまり印象に残らなかったですが、ジャンプの種類・スピンの精度などで、現採点法では妥当な結果だったのでは、と自分は思います。
(バンクーバーの金妍児さんだったら勝つのは難しかったでしょうが、腰痛や加齢のせいで、2回目の五輪はやや難度を抑えたのが得点に直結した印象)
Commented by tarukosatoko at 2022-02-19 20:52
> 荒川さんファンさん、コメント、ありがとうございます。
今回、ロシアの女子スケーターに関心が集まり、わたしもソチのことを思い出していました。
ソチの金メダルということで団体戦のリプニツカヤの話題は出てきますが、個人戦のソトニコワのことは忘れ去られているようです。確か、ソトニコワはドーピングの疑いがあるとして調査をして陰性だったらしい…というところまでは知っています。金妍児がワリエワの件でSNSで発信したことで思い出しました。

ソトニコワで今も思い出すのはソチ前後の「ボレロ」や「白鳥の湖」で、好きなのは、シニアにあがってきたころと、特に、ソチ以外のシーズン、引退前のシーズンです。メンタルがやばい…みたいなプログラムが好きでしたよ…。今、ソチで鮮やかに思い出されるメダリストの演技は、金妍児の「アディオス・ノニーノ」、コストナーの「ボレロ」「アヴェ・マリア」なのが、自分でもびっくりです。

カタリナ・ビットさんは今回もコメントしていますね。カミラ・ワリエワが守られなかったことに心が痛む旨を述べて、涙をうかべたそうです。

ソチはわたしはとても感情的に見ていました。だから、あまり考えていませんでしたが、金妍児選手が勢いがバンクーバーには及ばなかったのは明らかですが、でも、今、思うと、どうだろう…、誰が金メダルかといえば、金メダルの人はいないというか。コストナーですかね? 難しいですね…。

余談ですが、過去のブログを見て、なぜここで唐突に町田樹の侍のエキシビションを付け加えたのかと、へんに思いました。でも、見てみたら、めっちゃいいではないですか!「争いが嫌いな侍が町で遊んでいてお祭りに行くと、肩を切られた。それは許さないと、刀をとって成敗する」というストーリー仕立て、動きもいいし、飛距離と幅があるトリプルアクセル、懐かしいです。
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