北海道や福岡の美容室で新型コロナウイルスの集団感染が出たというニュースを見た。5月中旬過ぎにわたしは神戸市の○○駅近くの美容院に行った。同僚もその数日後に行った。5月下旬に同僚と話す機会があった。
「美容院でクラスターがでたんだって」
わたしが言うと、同僚は真顔で答えた。
「それって、神戸市の○○駅近くの美容院ちゃうん?」
わたしは同意して、笑った。その美容院ではクラスター報告はないが。そして、おもむろに訂正した。
「北海道の美容院です」
神戸市の○○駅近くの美容師さんは、仕事に対しては鬼のように真剣で、とにかく、髪が傷まず、仕上がりがきれいなのだ。カットやパーマの腕は確かで、和歌山県からわざわざ来る人があるのだという。4月はコロナウイルスのために行けなかったのだが、兵庫県の新規感染者数がゼロの日が続いたので、「行くなら今だ!」ということで行った。
美容師さんは、コロナのことなど忘れたかのように、「マスクは取ってもらえますか」と言い、美容師さんもマスクをせず、けろっとしている。他の美容師さんも、パーマをしている人もマスクをしていない。広めの美容院内には、美容師さん二人と客が二人だけなので、密ということはない。ダイソンの空気清浄機が備えられているとはいえ、コロナ前の雰囲気がそのまま残っているような。あえて、やっぱりマスクをしますとも、マスクをしてもらえますかとも言わず、マスクをしない久しぶりの体験をした。
3月、4月と、美容師さんは、客数自体が少ないが、客数を制限して通常通り仕事をし、わたしも仕事を続けていたので、「もう知らない間に、コロナにかかって治っているような気がする」という意見が一致した。
「いやいや、でも、案外、かかっていない人が多いみたいですよ」とわたしは言うが、
「まあ、なるときはなりますね」と美容師さんはさばさばと言う。最近の出来事などを、小声で話して楽しかった。
しかし、コロナへの警戒度は個人差が大きい。そもそもマスクをしないで話をするのは、家でだけだったので、すごいことをしたような気になる。だから、この美容院の様子を受け入れられない人もきっと多いのではないかと思う。わたしは体調が良かったので大丈夫だという気がしていたし、他の美容院へ行きたくなかったことも大きい。でも、あれでよかったのか、ちょっと考える。百貨店などは、マスクだけでなく、フェイスシールドをつけて物々しい雰囲気だ。温度差が大きすぎる。幸い、体調はいいままだ。
バサバサ気味だった髪の毛は別人のようにきれいになり、わくわくするような短めのボブにしてもらった。そのまま店を出て、道を歩き出してすぐに、わたしだけがマスクをしていないし、何もないときのように明るい顔で歩いていることに気がついた。あ、そうだ、コロナなんだった…。急いでマスクをした。
同僚も同じだったようで、「別世界だったね」といい、「クラスターがおきへんかな…」と心配顔で言う。「発熱チェックもしていなかったね」とわたしも言った。
他の美容院へ行った人の話を聞くと、洗髪の時にマスクのひもがぬれるので、ひもははずしてテープでマスクの両端をとめて洗髪したのだという。美容師さんもマスクをしていたそうだ。洗髪の時だけ、マスクをとるところもあるそうだ。
結果オーライとなったが、コロナのこともマスクのことも現実にどうなのかは、まだ正確にはわからない。ただ、この2ヶ月で、マスク、手洗い、うがいは風邪予防に有効なことはわかった。
そして、6月1日。駅が混雑していた。次から次から人がわきでてくる。電車もごたごたしていた。こんなに人がいたのか…。こんな人混みがあたりまえだったのか…。
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