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神戸元町 日本人の街に戻っていた

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 久しぶりに神戸元町を散歩した。もう何年も、ここは、海外からの観光客ばかりだったのだが、今、歩いているのは日本人ばかりだ。どのお店に入っても、海外からの観光客に占領されていたが、今は日本人ばかりだ(たぶん)。ゆったりしている。まったりしている。すごい、気楽だ。

 海外からの観光客がいなくなって、ホテルや商店はこまっていると思う。それは死活問題だ。

 ただ、街が、自分達のための街が戻ってきたような感じがある。

 このブログを書くようになる前の数年間は、月に2、3度は京都に行っていたのに、以後ぱたりと行かなくなったのは、京都の雰囲気が海外の人対象の活気がありすぎる観光地になっていたからだ。神戸元町もそうだった。どこにいっても、ハイな非日常な海外からの観光客の興奮に包まれていたから、足が遠退いたのだ。

 ごくたまに見かけたのだが、日本人はほぼ買わないようなものを、安くない値段で、観光客の人たちがたくさん買っているのを見るのは、忍びなかった。どうせ買うのなら、同じ値段を出してもっといいものを買って帰ってほしかった。おせっかいな考えだが、小さな事が、かすかーにストレスになっていたと思う。

 それを思うと、昔、インドのタージマハルに行ったときのことを思い出す。タージマハルでは、あの大理石の建物の入り口から勝手に案内役をしていたインド人に、出口で案内料を要求された。数人に囲まれて、しかたなく、おそらく数十円から100円以下の(←わたしはドケチだったと逆になさけない…ても、不当なことはよくないので…云々の問題があった)料金を払った。ああいうふうに、自国の歴史建造物が浅ーい好奇心を持った軽薄な外国人観光客に占領されているのは、商売にはなっても、おもしろくないことだろう。誠実に案内の仕事をしている人だって、心のどこかで「ふん!」と思うことがあるはずだ。バブルのころ、ヴィトンを買いあさる日本人に店の人が冷淡だったのもそういうことだろう。

 今、海外のあちこちの観光地でも、同じことを感じている人がいるのだろう。

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 密にならない程度の人が、三々五々、ぶらぶらと歩いているメリケンパークは、いいものだった。テイクアウトして、海を見ながら食べるのも久しぶりだ。

 「シルクドソレイユに入団したかった」という男性がひとりで、サーカスのようなことをしていた。日本人カップルが立ち止まって拍手したりしていたが、海外からの観光客がいたら、もっと盛り上がったのかもしれない…。

 今年は、毎年の楽しみだったメリケンパークでの、インディアメーラーというインドのお祭りもない。マサラドーサを、潮風に吹かれながら、シタールの生演奏を聴きながら食べられないのは、無念だ。このさい、go toキャンペーンで、行きたかった青森旅行に行ってしまおうかと、何度も思ってみるが…、やめておく。

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 ↑マサラドーサは豆などで作ったクレープで、こうしてみると、全然おいしくなさそうだが、とてもおいしい。シンプルが一番。


 コロナが収まったら行きたいところは、手軽に行けそうなのは、名古屋(浅田真央さんゆかりのスケート関係の場所を訪ね歩く)、青森(小学生のころから行きたかった、太宰治記念館、竜飛岬、恐山、森のイスキアの跡地)、ウラジオストック(直行便はどうなったのだろう)あたりだ。








by tarukosatoko | 2020-09-26 10:41 | 番外編 | Comments(0)

本をぺらぺら読むのが一番の幸せ。フィギュアスケートやタイ・中国などのアジアドラア、生活雑記もあり。


by さとこ タルコフスカヤ