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『寿司屋のかみさん うちあけ話』(漫画:桑佳あさ 原作:佐川芳枝) 「お寿司屋さんと結婚したら毎日お寿司が食べられる」

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 「お寿司屋さんと結婚したら毎日お寿司が食べられる」

 中学生のときに、家がお寿司屋さんの男子がいた。入り口でのれんがひらひらしている、ちゃんとしたお寿司屋さんだ。その人は酢をたくさん摂取しているせいなのか、肌が透き通るようなきれいな人だった。わたしは子供の頃、お寿司が好きだった。「この人と両思いになって交際が続いて大人になって結婚したら、一生、毎日お寿司が食べられるんだな。それも、今は年に数回しか食べられない本物のお寿司を毎日。最高じゃないか」と、漠然と思いながら、その人の横顔を見ていたことを思い出す。

 しかし、お寿司屋さんのおかみさんになったら、当然店で働くことが求められるだろう。夜が中心の仕事になるし、お客さんが帰らなかったら深夜になるかもしれないし、寝るのが遅くなり、朝から仕込みがあったり、舅や姑は厳しいかもしれないし、たいへんだろうな、わたしには無理だな、とも、考える必要もないことを考えていたことを思い出した。

 お寿司屋さんのおかみさんになった人の40年が一冊の本に描かれている。お寿司がおいしそうで、おいしそうで…。やっぱり、お寿司屋さんと結婚したらおいしいものが食べられるのは本当だった。働き者でないとお寿司屋さんはつとまらないのも本当だった。それはともかく、お寿司を食べている人の絵の様子が、これまた、おいしそうで、おいしそうで…。

 出前をするお寿司屋さんの最高の繁忙期はお正月だ。12月のはじめからの計画的な大量仕入れ、1月2日からの出前に向けての元旦の仕込み、4日の晩に、残ったキュウリで作ったカッパ巻きを食べるまで。風邪もひけないなと思う。わたしには無理だ(言う必要もないが)。

 極小の311匹の新子の頭と尾と内臓をとって、13匹で一つの握り寿司にする。気が遠くなる。わたしには無理だが、食べてみたい!食べたい!

 はああああ、おいしいお寿司が食べたい。

 ところで、この本は、ある人のブログの愛読書の中で見つけた。その人が毎日作る食パンアート作品をインスタグラムで見ていたのだが、あるときから、消えてしまった。インスタグラムのフォローを半減させたときに、誤って消したのかとも思ったが、二人の母親のことでてんやわんやしていて、探すこともできなかった。検索ワードを「食パンアート」「老女NT」「食パン作品」などで検索しても見つからず、病気でもされたのかと心配した。でも、あるとき、その人の口調を思い出して「食パンもん」で検索したら、新しいブログが見つかった。



 あった!そして、作品形態が変わっていた。食パンの耳を額縁にして白い部分を余白にして作品を浮き上がらせるという、美術館のようなブログになっていた。すごいやん!めっちゃすごいやん!ブログの最初のページが壮観! そして、キブツのこととか、珍しい体験の話もたくさん書かれている。

 浅田真央さんが今日もスケートをしたりスケートのことを考えていると思うと、自分もがんばる。それと同じでNTさんが今日も食パンで作品を作って、風情あふれる作品をもったいないことにそのまま食べていると思うと、自分も平常心で働こうと思う。そういうブログだ。

 しかし、本についてはNTさんの傾向がわからない。『ニューヨークサバイバル』は読んだが、上巻で挫折した。NTさんの好みを知るために、また、次のNTさんの愛読書を読もうと思う。




Commented by NT-patientless at 2021-07-08 23:53
さとこさんが食パンもんを探してまで見たいって思てくれたはった事を知って
そのお気持ちにNT、ジーンとなりました。
インスタが突然見られへんようになった経緯・状況説明を
今日の記事に書いときましたんで良かったら読んでみて下さい

今やってるブログはひっそりこっそりやってたんですけど
7月6日火曜日発売の週刊女性自身でNTとこの食パンもんが掲載されて
ブログ名も公表されたんで、これからは潜って隠れるのはやめとこかな
ってちょっと思い始めてまふ
そんなやし、これからも食パンもん宜しゅうに~😘

ちなみにNTは『ニューヨークサバイバル』読み終わった後すぐに又読み始められる程好っきゃで😙
Commented by tarukosatoko at 2021-07-10 14:42
> NT-patientlessさん、ブログを読みました。なんでここのブログをやめてインスタだけにしはったんやろうとか、いろいろわかりましたよ。こちら、なーーーーーーーんにも気にしない、相手のご希望はなんでも受け入れるし、そもそも受け入れても自分にはなーーーーーんにも問題ない、ぺらぺらで、うかうかしたブログなんで、もしも「ひっそりこっそり」と「潜って隠れて」をご希望のときは、何も気にせず、リンク関係は言って下さいまし。他のことも。NTさんが他のどうでもいいような、いらんストレスなく、食パンもんをしていかれることをお祈りしていますんで。

そうですか~、ニューヨークの二人がなんかものすごいところにいる人だとはわかりました。二人の育った希有な道筋も。ユダヤ人とかも。NTさんがそんなにお好きなんなら、下巻がおもしろいかもしれないんで、読みますね。あーーー、コロナもあって、こういう本に関するリアルな会話もないんで、うれしいですわーーーー。
by tarukosatoko | 2021-07-07 22:14 | | Comments(2)

本をぺらぺら読むのが一番の幸せ。フィギュアスケートやタイ・中国などのアジアドラア、生活雑記もあり。


by さとこ タルコフスカヤ