フリーは波乱の結果になった。朝起きて、待ちきれずに結果を先に見たとき、1位ミハイル・シャイドロフ、2位鍵山優真、3位佐藤駿…、何の試合の結果のページを開けたのだろうといぶかしく思ったが、オリンピックだった。唖然→今も呆然。
マリニンが失速したなら、鍵山選手が優勝するはずだったが、優勝は、3連続ジャンプの最後を4回転サルコウにして、予定構成は3回転だったフリップを4回転に変えて、4回転五本の構成をノーミスで滑ったシャイドロフだった。4回転の神のまさかの失速、伏兵が抜け出てくる、二重のまさかが起こったのだ。
浅田真央さんやネイサン・チェンのことがまず思い浮かぶが、一番近いのは、ユリヤ・リプニツカヤかな。リプニツカヤも団体戦金メダルのために、ショート、フリーともに出場して高得点を出したのに、かんじんの個人戦では5位にとどまってしまった。
マリニンの演技中、ミスが重なるにつれて、観客席が微動だにせず、完全に固まっていた。皆さん、命のない置物のように、衝撃で動けなくなっていた。マリニン選手の失速、それに鍵山選手のミス多発の原因は、団体戦かという見方が定着しつつあるが、ロシアのエフゲニー・プルシェンコはXで、加熱しているメディア報道だと。下の記事を読むと、メダル候補の重圧が原因だというのが見えてくる。記者は「やはり五輪には魔物が棲んでいた」と。以下はマリニンのコメントだ。
USAトゥデイ紙によると、リンクへ踏み出す直前、マリニンは「何かがおかしい」と感じたという。
「スタートポジションに向かうとき人生で経験してきたあらゆるトラウマのような出来事が、一気に頭の中に押し寄せてきた。ネガティブな思考が次から次へとあふれてきた。自分では処理できなかった」
「五輪のプレッシャーは本当に襲いかかってくる。五輪には“呪い”があると言われる。金メダル最有力候補は五輪で失敗する、と。まさにそれが起きた。プレッシャーは想像を絶する。本当に簡単じゃない。それでも最後まで滑り切れたことは誇りに思う」
マリニンはここまで冷静に語ったのだ。最低最悪の状況を経験したマリニン、がんばれ。ある意味、五輪の魔物に選ばれし者、ここを、跳び箱の踏み切り台みたいにして、高く、舞い上がってほしい。
鍵山選手の銀メダルはすごく悔しいのだと思うが、銀メダルはすごいものだ。鍵山選手は、北京の個人戦、団体戦、ミラノの個人戦、団体戦あわせて、4つのオリンピック銀メダルを持っている人になった。銀メダルのみ、4つも。次は金メダルしかない…。鍵山選手のこれからが、金色のいいものになりますように。
うれしかったのは、佐藤駿選手の銅メダルだ。すごい緊張の中、大きなミスをせずにまとめる力はすごいものだ。良かった、良かったね、良かったよ~~~~~。すごくうれしい。佐藤選手はそっと喜びをかみしめていた。周りの人が静かな佐藤選手をたたえる姿が、素晴しかった。鍵山選手がなんの濁りもない、日下コーチのような笑顔で、佐藤駿をたたえていたのが、尊い光景だった…。日下コーチが観客席の知り合いの人?何人かに跳び上がってガッツポーズをしていく姿が、ほほえましく、忘れられない喜びのシーンだった。
男子フリー、続きます。
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