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『インド音楽とカレーで過ごす日々』(語り・石濱匡雄) 本物のインド料理店で坂本花織選手の未来を思う

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 すごく前に、日本人シタール奏者のコンサートに行った。石濱さんのシタールと、タブラとタンブーラの人が舞台にいて、演奏を聴いた。音楽とお話があって、最後に観客も一緒にダンスをする時間もあった。石濱さんのダンスの印象が強かった。ただのダンスがうまい人ではない。そっと踊るのだが、どこか凄みがあって、すごいかっこよかった。土着感があって、得体のしれない迷路の果てみたいな道に迷い込んだら、人に見せるではなく、ただそこで踊っている人がとてつもなくかっこよかった、という感じのダンスだった。石濱さんってなにものやねん…、どう生きたらこんな雰囲気がある人になるねん…,どんないきさつがあったら10代でインドでシタールを習うことになるねん…、という印象が残った。

 この本は、まさに、そのときの疑問に答えるものだった。そっかー、人が発する凄みは一朝一夕には出てくるものではない。大阪・中津のカンテグランテというインド茶店の二軒となりの宝石店の子供で…というところから始まって…、本のページすべてに、すごいものがつまっている。すごいおもしろい。そして、ちょっと怖い。石濱さんという人が。そういう時間を過ごしたから、そんな人になるんだー。納得。


 演奏会の日に戻るが、発売された石濱さんのCDを購入して、しばらく毎日聞いていた。そこでさらに聞きたくなり、シタールの大家、ラビ・シャンカールのCDを入手して毎日聞いた。石濱さんのCDでシタールに慣れたためか、ラビ・シャンカールの良さを感じた、ような気がした。そうするうちに、ツイッターでU-zhaanというタブラ奏者の投稿がものすごくおもしろくて、『ムンバイなう1』『ムンバイなう2』を読んだ。その先生であるザキール・フセインというタブラ奏者のCDも購入して、これがすごくよくて、今でも、たまにきく。タブラをたたきながら、タブラの音階かなんかを早口で声に出すのがツボで、声を出して真似をしながら聞く。真似したいが早口でついていけないのだが。

 その後、神戸のメリケンパークで「インディアメーラー」というインドのおまつりが始まり、その舞台で、石濱さんがシタールを演奏しているのを聴きに行った。最後のダンスで踊る石濱さんは、やっぱり、目立たないふうでいるのだが、神戸の海風が似合う、一人、めっちゃ雰囲気が強かった。最近は、なんでだか、お祭りには石濱さんが出ていない。なんでですか??

 そうこうするうちに、インド料理の本があることを知った。

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 おお、知っている石濱さんとユザーンさんの本やんか。ベンガル料理の。ベンガル料理が何か知らず、眺めておいしそうと思うものの、作ることなく、今日まできた。鯉を使った料理とか、じーーーーーーっと見る時間は、なんの時間やねん、っていう感じだが、眺める。

 おお、インド。ということで、

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 インド料理をお昼に食べたり。人によると、インド料理店はたくさんあるが、生粋のインドの本物と、ネパール系のものと、まったく偽物の店があるらしい。その人による「本物の」インド料理店のランチタイム。本当においしい。

 昨日はインド料理店に一人で入って、坂本花織選手の銀メダルの記事を読んで、泣いた。悲しいだけでなく、坂本選手のこれからの活躍を思うと、期待と希望で泣いた。電車でも、涙が。今日は少し落ち着いている。









by tarukosatoko | 2026-02-21 13:17 | | Comments(0)

本をぺらぺら読むのが一番の幸せ。フィギュアスケートやタイ・中国などのアジアドラア、生活雑記もあり。


by さとこ タルコフスカヤ